《時節感慨・・里山の今Ⅳ》 ヒガンバナ(彼岸花); 帰化植物で鱗茎に有毒(アルカロイド)を含む事で知られている。 和名の由来は彼岸の頃に花が咲く事から。渡来は、安土桃山時代か。 文明16年(1484年)温故知新書に「曼殊沙華」名が記載されている。 葉は花の終わった後の10月に出て翌春に枯れる。 今年は、猛暑が長引いた事で彼岸花の開花が2週間ほど遅い。 2日ほど前に泉の森で観たが群落の殆どが蕾であった。 それに比べ彼岸花と 鍾馗水仙 との交雑種、白花彼岸花は満開!?! クリーム色がかった所は、黄色の 鍾馗水仙 の面影かも知れない。 白花彼岸花については以前記したことがある。白花彼岸花は、白曼珠沙華ともいう。 * * * * * 今年は、お彼岸時に曼珠沙華が見られなかった。2週間も開花が遅れた。 漸く咲き始めている所にであえる。でも周りの野草の可憐さ!! 一つの種類を撮影してる人ばかりだったが、野草全てに活力を頂いた。 「2019/09/28泉の森」