クズ(葛);
葛湯や葛粉として、根は葛根湯として薬用に用いられている。
蔓で繁殖し、都会でも空き地やフェンスで良く見かける。
秋に赤紫の花を付けるが、一般的には邪魔物あつかい。
が、褐色に変る直前の黄色の葉は、けっこう見ごたえがある。
一面ジャングルのように生い茂るクズは、秋の七草の一つ。
地下茎に吉野葛の原料としても利用されるデンプンを蓄えている。
大きな葉で茂っているやに見えるが、3小葉、葉裏は、白毛が密生する。
葉表の毛の量は個体差があり、ほとんど無いものも見られる。
茎は長く伸び太くなると木質化、茎には褐色の開出毛が密生する。
花は、葉脇から上に伸ばした総状花序に密生してつく。
葛は、扁平で小さな種子、日本固有の在来種で日本全土に見える。
根からとった澱粉が葛粉、大和の国、栖(くず)が葛粉の山地が和名由来。
クズに似た花にクズを小型にしたようなコマツナギ(駒繋ぎ)がある。
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《時節感慨・・呟記・・》
“熱い初祝月、心に響くプロテニス女子の優勝、これ凄い。「無」という言葉を思う”
旧暦時代の9月(秋)、季節語に「初祝月」とあるがなんとなく今に似合っている。
無心になるって、とてつもなく難しいことだが、鍛錬・修練の先に在ることか!!
特別な、固有の実力(能力か)、天性なのかもしれないが努力の賜物だろう。
凡人が言えることではないが、立ち振舞、精神力がより強固になったと感じる。
この“大坂なおみ”という選手に大和撫子的感性、淑やかで優しい心を観た。
挑戦者でありながら、冷静さを失わず、而して負けん気、闘争本能が実に素晴らしかった。、
今の若者に“威風堂々”というか、清々しさ、を感じる。立派だ。
全米オープン大会会場のニューヨーク、2001年9月11日に同時多発テロ事件が起こった。
あの時の衝撃は、言葉にならない。同様、今夏の自然災害も絶句の思い。合掌あるのみ。