“秋の高原感”《襍観・/・点描‘16-59》

ススキ(薄) イネ科(Poac... ススキ(薄) イネ科(Poaceae/Gramineae)

学名:Miscanthus sinensis Anderss

関東・・秋の箱根仙石原といえばススキ!!

台ケ岳北斜面のススキ野原は、原風景そのもの。

秋の七草のひとつ。ススキ=尾花
キリシマリンドウ(霧島竜胆) ... キリシマリンドウ(霧島竜胆) リンドウ科(Gentianaceae)

学名:Gentiana scabra var. buergeri f. procumbens
“身震わす竜胆の音は雨に沁み”... “身震わす竜胆の音は雨に沁み”



雨空の中だったが、中々の風情が漂っていた。

恐らくは、植栽されたものだろう!?!
迫力ある・威風堂々とした古木の... 迫力ある・威風堂々とした古木のヤマザクラ。

鎌倉・広町に在る「大島山桜」と同種と映る。

来春に検証してみたい。何とも楽しい空間だった。


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

箱根は、各所で温泉地として整備され、山の原風景が見過ごされている。

山中を歩けば観ることはできるだろう。

古来より湯坂路と呼ばれた古道があるが、そこは箱根の原風景そのものである。

温泉場と言う風情とは違った趣ある山道。

そんな山間には、山桜が点在している。山桜は点在してるから風情があるのだ。

並木や群落も楽しめるが、自然植物と一体となってある姿が個人的には好き。

先週、所用があって箱根に参った。途中、お茶を馳走して頂いた「山小屋カフェ」

個人の山荘を改装してカフェを開いた由。

その山荘の入口に「霧島竜胆」が、、、圧巻は山荘前に鎮座していた山桜の古木。

山桜と云われるが、大島山桜!?!と映った。来春は、花見に・・更に検証も^^)。

箱根散策の楽しみがひとつ増えた。

※ ※ ※ ※ ※ ※



キリシマリンドウ(霧島竜胆)

日本各地に自生しているが、鉢植え園芸用として結構流通している。

霧島竜胆は、リンドウ科リンドウ属の多年草。

一般で言われる竜胆(リンドウ)は本州から九州にかけて自生。

霧島竜胆もその品種の1つで、霧島で発見された固有種。

山野草として庭園植えや鉢植えとしても広く愛好されている。

草丈は10センチから30センチくらい。

葉は披針形(笹の葉のような形)で向かい合って生える対生。

開花時期は8月から10月。

花の色は濃い青で、茎先や葉の脇に1つないし数輪の花をつける。

花は筒形で先が5つに裂け、日が当たると花の先の裂片が開く。

夜や雨の日、花は閉じる。園芸品種には白花のものもある。

花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)。

属名の Gentiana は紀元前のイリリア王「ゲンティウス(Gentius)」の名に由來。

種小名の scabra は「ざらつく」という意味をもつ。

変種名の buergeri は日本植物の採集家「ブュルゲルの」という意味。

品種名の procumbens は「這った」という意。





「神奈川県・箱根町・仙石原&畑宿入り口近く」




#ブログ #植物 #花

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