トキソウ(朱鷺草)
花の色がトキの羽の色に似ている。野に観る茎は楚々として。
だが一部の野草愛好家やプロの盗掘で絶滅寸前の湿原が増えている。
環境省のレッドデータブックでも絶滅危急種に指定されて。
手軽に行けるようになった湿原、更には植物園で普通に見られて、
その姿ゆえか、心ない人々により自生地が減少している。
日当たりの良い湿原で観られ、高さ15~30センチ。
地下茎を伸ばして広がり、茎の中央に長楕円形の葉が1個つく。
花も一つだけ。花の下にある小さな葉のように見えるものは苞葉。
間近に観ると瀟洒な姿である。
「昔、尾瀬で出会った。多分今頃??」
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「ひとりごと・・続き」
この所、野の花を探訪してなくて、運動不足。梅雨だから仕方ない。
ブログルをちらっと覗くと綺麗な花があちこちでみられ散歩気分だ。
今年は、自生紫陽花探訪は、無しだったが公園で色々な紫陽花は観れた。
園芸種が増えて名前を覚えるだけでも爺には刺激的で喜ばしい^^)が!!
ピラミッド紫陽花、ミナズキ・ライムライトという名称をブログで拝し、
アナベル系か。園芸種を覚えない者には、とても参考になる、φ(..)メモメモ。
手鞠紫陽花=園芸種って思われがちだが、原種の紫陽花でも手鞠はある。
アジサイ(ホンアジサイ)と称している紫陽花。
ガクアジサイの両性花が装飾花に変化し、葉や茎が固く丈夫な性質を受け継ぐ。
ガクアジサイの自生地で、現在でも希に発見されることがある。
また、逆にアジサイ(ホンアジサイ)からガクアジサイに戻る変異も見つかっている。
かつて(半世紀前)庭や公園に植えられていたのは、ほとんどがこの種類だった。
淡い色の大型テマリ咲きで咲進むにつれ白から淡青、淡紫紅色へと変わっていく。
「アジサイ」、本来ガクアジサイのテマリ咲きになったものを指したが、
ガクアジサイ・ヤマアジサイ・エゾアジサイなどを含め広い意味でも使われているが、
混乱を避けるためにガクアジサイのテマリ咲きを「ホンアジサイ」と呼んでいる。
こうした中でヒメアジサイ(マキノヒメアジサイ)と呼ばれる紫陽花。
来歴不明の大型テマリ咲き、樹高はホンアジサイと同じくらい大きくなる。
葉は、光沢が少なく、質は薄くホンアジサイと明らかに違う。
山裾の多湿地を好み早咲き傾向である。
ホンアジサイとの違いに初めて気が付いたのが、故牧野富太郎博士。昭和4年に発表。
ヒメアジサイのヒメは、小型の意味ではなく、やさしい感じの意味でつけられた。
関東で紫陽花寺とすっかり有名になった鎌倉の名月院の紫陽花は、この種類。
知人のブログを拝していて、ヤマアジサイ系「白舞妓」を思い出した。
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ワオ!と言っているユーザー
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