ホトケノザ(仏の座) シソ科(Lamiaceae)
学名:Lamium amplexicaule L.
身の回り生活地でも極普通に見られる草花。
ホトケノザは秋に芽吹き、ロゼットで冬を越す。
(ロゼット⇒根から直接葉を出し、太陽光で暖められた熱を取り入れる)
ロゼットを日本語では根生葉と呼ぶ。
春先に草地をピンクに彩るのは、ホトケノザかヒメオドリコソウ。
この二つの花はとても良く似ているが、見分け方がある。
根ぎわから枝分かれし、つんと立ったタツノオトシゴのような花。
ヒメオドリコソウとの違いは、花が上に向く。花冠の背中はとくに濃い紅紫色。
「せりなずな ごぎょうはこべら ほとけのざ すずなすずしろ これぞ七草」
と歌われ、ホトケノザは春の七草として登場する。
だが今では仏の座は、コオニタビラコのことだとされている。
コオニタビラコは七草粥として食べる習慣が今でもあるが、仏の座は食べられない。
胃潰瘍などの民間薬としては、使われている。
扇形で茎を抱く葉を蓮華座(仏像の台座)に、花を仏像に見立ててホトケノザの名が付いた。
3月12日誌「鎌倉市一の谷」
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