学びについて考えてみる(3)
4月
4日
昨日の続きです。
社会人にとって、何を学べば良いかということですが、
一つの指標として、平成30年に経済産業省が発表した「人生100年時代の社会人基礎力について」があります。
そこには、
『「人生100年時代の社会人基礎力」は、これまで以上に長くなる個人の企業・組織・社会との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力と定義され、社会人基礎力の3つの能力/12の能力要素を内容としつつ、能力を発揮するにあたって、自己を認識してリフレクション(振り返り)しながら、目的、学び、統合のバランスを図ることが、自らキャリアを切りひらいていく上で必要と位置付けられる。』と書かれています。
ちなみに、3つの能力/12の能力要素を列挙しますと
・前に踏み出す力(主体性、働きかけ力、実行力)
・チームで働く力(発信力、傾聴力、柔軟性、状況把握力、規律性、ストレスコントロール力)
・考え抜く力(課題発見力、計画力、想像力)
ですが、いかがでしょうか?
もちろん、年齢や、立場や役職によっても変化していきます。
こうやって書いておきながら、私自身も、これらの全てを身に付けているわけではありません。
ただ、一つでも身に付けたり、それを活かすためにはどうすれば良いかを考える事は継続しているつもりです。
なかでも、私が大切にしているのは、「前に踏み出す力」です。
それは、指示待ちにならず、常に一人称で物事を捉えて、自律的に行動できるようになることが、他の要素の基本になるのではないかと思うからです。
明日は、「どのように学ぶか」を考えてみます。
(明日に続きます)