なぜ日本語ファイル名はやめたほうが良いのか?
12月
16日
コンピュータ上の一文字は8ビット、1バイトからできています。ですから256種類の文字空間を持っています。日本語は言うまでもなく256文字以上あるので、2バイトを使って表すのが標準的です。でもインターネットの世界は昔は7ビットできていたのです。8ビット目はパリティビットと呼ばれて、通信上のエラーをキャッチするために使われていました。ですからインターネットも最初は7ビットでできていたのです。要するに128文字しか使えなかったのです。
英語でも128と言えばアルファベットの大文字・小文字と数字、そして特殊文字も限られていたんです。例えば半角の仮名は全てこの0〜127ではなく8ビット目を使った128〜256文字のグループに入ります。ですから半角カナはインターネットでは使ってはいけないのです。同じように日本語も128〜256文字のグループの文字を多く使います。ですからファイル名に日本語や半角カナを使わない方が良いのです。
いまは少ないですが、7ビットで通信するインターネットの場合、全て文字化けで何も見えなくなります。とくにこの問題は、Windows / Mac / Linux 間でファイル交換すると顕著に現れます。