クラウドコンピューティング 建前と本音
8月
27日
クラウドコンピューティングとは、インターネットの向こうに存在するサーバ、データやソフトウエアの所在を意識することなく、必要に応じて取り出したり、使った分だけ料金を払うというコンピューティング形態を表す言葉です。インターネットを雲に見立てることから「クラウド(雲)コンピューティング」と呼ばれます。昨今、企業のIT戦略は「ITの所有からサービスの利用へ」と大きく変化しています。IT環境の最適化を実現するための戦略として、ITリソースを自社の内部に構築して所有するのではなく、ベンダーが提供するクラウドサービスを必要な時に必要なだけ利用し、利用実績に応じて料金を払うという流れへと大きくシフトしています。
【本音】
サーバーホスティングやメールアウトソーシング、SaaS などと色々と言ってきましたが、もう皆さん聞きあきたので別の名前にす必要があって、クラウドという名前を使うことにしました。今までのサービスとさほどかわりはありません。
【建前】
クラウドコンピューティングの最大の特長は、コスト削減、拡張性の高さ、ITサービス提供の迅速化、セキュリティの高さにあります。
【本音】
こんなのは自社サーバーと比較したら高いのが当たり前です。自社サーバーよりセキュリティが低いのでは話になりませんよね。
【建前】
初期投資や運用コストの削減(繁閑の差が激しいITシステムをクラウドに移行すれば、運用コストを大幅に削減
【本音】
今まででも自社でホスティングするのに比べれば格段に安いですが、クラウドというとサーバーホスティングなどという言葉を使うより高い金額をお客様から頂けます。
【建前】
ビジネスの状況変化に合わせて、システムの規模を柔軟に拡張・縮小できます。ITシステムを自社で新規導入・拡張する場合1ヶ月ほどかかりますが、クラウドでは導入までの時間を大幅に短縮できます。
【本音】
サーバーは余っていますのでいつでも拡張できます。
まあこんな感じです。