3月
26日,
2022年
「リーダーシップ」というものを思う時(10)「リーダーの果たす役割とは?」
先日、あるプロコーチからコーチング・セッションを受けました。そのコーチの方とはプロコーチではあるものの、定期的にお互いにセッションを提供しあう仲間。
お互いプロ同士で、気心が知れているからこそ、かなり踏み込んだ深いテーマを扱ったり、普通はしないようなきわどい「フィードバック」も必要に応じて出来るお相手。
そんな彼と、「リーダーシップ」をテーマで話をしました。するとそのセッションの中ほどでコーチから、こんな問い掛けがありました。
「それで、よしおさんは『リーダーの果たす役割』って、何だと思いますか?」
来たー!って感じ。
そして私は、頭に直観的に浮かんだ、こんな答えを返しました。
「そうですね、2つあるように思います。
一つは『先見性』。チームや組織を引っ張っていくには、世の中がこれからどんな風になっていくのか、その方向性をいつも注視して、ある程度見通しておくことが必要のような気がします。」
「それからもう一つは『決めること』かな?
情報はいくらでも手に入る時代。そしてその得た情報自体が正しいのか、最新なのかの判断が難しい現代。でもとにかく決めないと前に進めない。
やってみないと分からないことが多いので、早く決断してチームや組織を動かして行くことが必要。もちろん「実行しないと決める」という決断も重要ですね!」
実はこの答えを私は、前もって考えていた訳ではない。セッション中にコーチからいきなり出された問い掛けで引き出されたのだ。
「リーダーの役割」には、上記2つ以外にも果たすべきものは山ほどある。
しかし私はリーダーの端くれとして、少なくとも
「先見性」
そして
「決めること」
は肝に銘じて、活動して行きたい。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお