コーチングクラスでの「学び直し」で気付くこと(2)

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コーチングクラスでの「学び直し...
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こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今年の漢字一字は

「原(源)」

文字通り原点に返る、源を再確認する。

ということで、以前通った銀座コーチングスクールのクラスを「再受講」しています。

私は講師として「教える立場」でコーチングに関わった経験はあります。ここで改めて

「コーチング」とは何か?

神髄に迫ろうと考えての学び直し、です。

昨日に引き続き今日も、再度気付いたことを列挙しておきます。

1.「事実」「解釈」「感情」をきちんと分ける

2.セッションテーマを設定する際は「きっかけ・背景」を掘り下げる

3.目標とのギャップを認識してもらうために、現状の進捗度を言語化してもらう


1.「事実」「解釈」「感情」をきちんと分ける

(1)自分で話をしたり、相手の話を聞いている際に、ついやりがちなのは「思い込み」。

それは「事実」なのか、自分なりの「解釈」なのか?また、解釈を飛び越えて「感情」なのか?よく見極める必要がある。

(2)特に今日のコーチングクラスで講師から、「感情」が「事実」や「解釈」を上塗りしてしまう、という指摘があった。

(3)これにはグッときた!これらを、特に「感情」をコントロールしないと、状況を正しく把握できない。そしてコントロールすべきは自分の感情だ!


2.セッションテーマを設定する際は「きっかけ・背景」を掘り下げる

(1)セッションを開始する際の「テーマ設定」。これは必須だが、その際にそのテーマを選ぶ「きっかけ・背景」を確認すること。

(2)これはコーチ側にとってセッションテーマを正しく理解する目的ではあるが、実は一方、クライアント側にとっても重要な意図がある。

(3)「きっかけ・背景」を語ってもらうことが「目標設定」に繋がるからである。

きっかけ・背景を深掘りする過程で、セッションの目標をどの辺りに置いたら良いのか?が明確になっていく。

(4)ここで言う「目標の明確化」とは、「どういう状態になっていたら、目標に達成したと言えるのか?」というクライアントの「判断基準」が明確になっていることも含まれている。


3.目標とのギャップを認識してもらうために、現状の進捗度を言語化してもらう

(1)これはいわゆる「目標が達成されている状態を100とすると、現状はいくつですか?」という問い掛け。別名「スケーリング」とも言う。

(2)この問いは自分は、余り使っていないと気が付いた。

(3)しかし、目標と現状のギャップを「数値化」することは、改めてクライアントに様々なことを明示することにつながる。

(4)例えば、このようなことが可視化出来る。

①これまで何が達成されているのか?

②目標達成まで、まだどれくらいの道のりがあるのか?

③行動をすることによって、いつまでに、どれくらいギャップが埋まるのか?

とてもパワフルな問いかけである。ぜひ活用したい。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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