忌部神社と阿波
4月
13日
さて、阿波には古くから忌部(いんべ)氏と言う豪族が住んでいて大和朝廷とも深い繋がりが有りました。忌部氏の祭神は天日鷲神(あまひわしかけるやのみこと)で忌部氏の祖神とされます。鷲の如く空を自由に舞う神だったのです。吉良の忌部神社は氏子のいない神社です。珍しいでしょう。国費で賄われているのです。エドヒガン桜の横に移築された忌部神社の鳥居も珍しいネズと言う木で作られている様です。賽銭箱は最近盗難に遭ったそうです。立派な賽銭箱だったそうです。限界集落の浄財だけでは絶対建てられませんね。桜見学の時に社殿で甘酒の接待があったので、いろいろ地元の人から話を聴きました。興味が有るならと神社の由緒書も戴きました。
源平合戦の折に源義経が刀一振を奉納したそうすです。しかし、南北朝時代南朝方に味方し滅亡、長宗我部氏の四国征伐で社地も不明になったと書かれています。維新後明治天皇の思し召しにより復興されたのですが元の社地については3箇所ほどあって近年まで論争があった様です。その為現在は徳島市内に合祀されて鎮座地となって忌部神社があります。この忌部神社は現在は奥社として美馬郡貞光町西端山吉良に鎮座しています。
今回初めて隣の穴吹町に有る白人神社にも初めて行ってみました。この神社も忌部氏ゆかりの神社です。神社の「白人」と言う名前も変わっていますが、その横にある小山の上にはユダヤの墓に相似の祠があると言うのです。ソロモン王の秘宝伝説と絡まって浪漫溢れる場所ですね。
投稿日 2015-04-13 07:34
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2015-04-13 08:53
ワオ!と言っているユーザー