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マイクロフォーサーズで撮った写真はどの位拡大出来るのか?

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写真展入り口に飾られた巨大写真... 写真展入り口に飾られた巨大写真パネル。両脇は一般から募集したサービスサイズ(L版)写真です。 OLYMPUS OM-D E-... OLYMPUS OM-D E-M5外観。画素数は約1600万画素です。 ネコの顔部分のアップです。 ネコの顔部分のアップです。 尻尾部分のアップ、iPhone... 尻尾部分のアップ、iPhoneを参考比較に入れ込みました。 表情ポーズ共に良い写真です。 表情ポーズ共に良い写真です。 マイクロフォーサーズで撮った写... マイクロフォーサーズで撮った写... プリント前面にアクリル板を貼っ... プリント前面にアクリル板を貼って立体感あるオブジェのようにした、写真です。
http://www.csdc.jp/topics/2013/04/humor-shop-by-a-net-photo-cube.html
三越玄関脇にある「ねこ歩き」の... 三越玄関脇にある「ねこ歩き」のデスプレーと托鉢するお遍路さん
岩合光昭氏の写真展「ねこ歩き」に再び行って来ました。入場口にある巨大パネルの写真を確認するのが目的です。横3m縦2m程でしょうか。この大きさの写真は初めて見ます。ねこ歩きの写真はOLYMPUS製マイクロフォーサーズフォーマットのOM-D E-M5と3機種シリーズの中間機で撮影されたようです。あるプロのカメラマンがRAWで撮影するとメージセンサーで一回り大きいAPSセンサーより綺麗だと聞いたことがあります。とにかくこの分野日進月歩で弱肉強食的現象が起きてるのかもしれません。マイクロフォーサーズの実力を知るにもこの巨大パネルは参考になります。焦点の合っている顔と尻尾のアップを撮ってきました。如何でしょうか?目前で見ても充分鑑賞に耐えるパネルだと思いました。
#写真

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2014-09-15 20:52

いやぁ~、大きな画面でもきれいなのに驚きました。
一般人は、ここまで拡大することはないと思いますが、商業ベースでは活躍しそうですね。

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ペガサス
ペガサスさんからコメント
投稿日 2014-09-15 22:51

余り写真展に行くことは無いのですが、引き伸ばされた写真は大きくても全倍の大きさです。技術が上がってこのような大きいパネルも可能になったのでしょう。私の判断は十分使えると判断しています。

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ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2014-09-15 21:10

興味深いテーマです。
私は、岩合光昭氏はよく知りません。写真家のプロとして感動を与える写真を数多く撮られ、勿論実績もある方なのだと思います。
私が、興味あるのは、スレのテーマの「マイクロフォーサーズで撮った写真はどの位拡大出来るのか? 」の一点です。

iPhoneと一緒に撮られている写真を拡大して元画像サイズで見た時、こういうことと思いました。iPhoneの写真は、点にギザギザ感も無く普通ですが猫の拡大写真は拡大されているので毛の1本1本はスムースでなくブロックノイズ的(画像を元画像の解像度以上に拡大すると四角の集まりになるあの状態)です。猫の巨大写真パネルを間近で見たらブロックノイズやザラツキで見られないと思います。

大きい写真パネルやポスターは、普通間近では見ません。大きい写真やパネルは大体どれくらいの距離から見て欲しいかその距離によって大きさが決まり画素サイズも決まると聞きます。従って案外街中の屋外にある大きな写真パネルやポスターでも意外と解像度は低いのです。それは人間の目がそこまでの解像能力が無いから錯覚というかごまかしですね。

今、フルサイズまでのカメラで一番解像度が高いのはNikonのD810です。D810は3,635万画素を誇ります。その画素数を持ってしても高品質写真印刷(200dpi)はA1サイズ(841mm×594mm)です。そういう観点からすると横3m×縦2m程のサイズとなると横で計算するとOLYMPUS OM-D E-M5の最大画素サイズは4608ドット×3456ドットなので39dpiでの印刷ということになり一般的な商業印刷が175線とすると4倍位拡大することになるので今回の巨大写真パネルの画像がブロックノイズ的にならざるを得ないのも納得できます。

Nikonの資料ですが解像度(dpi)とドキュメントサイズの関係は次の通りとなっています。

解像度 ドキュメントサイズ 一般的な近似値サイズ
600dpi 311.57X207.97mm  A4(297X210mm)
400dpi 467.36X311.91mm  A3(420X297mm)
300dpi 623.15X415.88mm  A2(594X420mm)
200dpi 934.72X623.82mm  A1(841X594mm)
150dpi 1246.29X831.77mm  A0(1189X841mm)

因みに一般的な商業印刷は175線(1インチの中に175個の網点が並ぶ)


以上からすると画素の多い方が巨大写真には有利な訳ですが見る環境をどう考えるかで「マイクロフォーサーズで撮った写真はどの位拡大出来るのか? 」は、まだ大きく出来る場合もあればそうでない場合もあるといえると思います。

フォーサーズ(4/3)は、物理的にAPS-Cやフルサイズに比べると撮像子面積は小さいわけですからセンサー素材がよほど高感度な材料が発見されない限り受光面積においては不利なのでAPS-Cやフルサイズ以上の画素数確保は難しいと思います。

ただ、一般的にブログやA3程度の大きさで使用する範囲においては1600万画素で十分と思うのでそういう土台であればフォーサーズ(4/3)の利点も生かせると思います。

デジタル写真は、撮像子、処理エンジン、レンズの総合力ですからこれからも各メーカーから新しい商品が発表されるでしょうね。

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ペガサス
ペガサスさんからコメント
投稿日 2014-09-15 23:13

長い考察感謝します。Pro Driverさんの説明にあるようにこれだけ大きく伸ばすとブロックノイズなどで見られないのでは無いか!と疑問が有ったので、改めて確認と写真どりに再度訪れた次第です。写真は引き伸ばされた写真の部分をクローズアップしたものです。
この大きさでもし35mmフォルムだと銀粒子の粒状が拡大されて近ずくとザラザラに見えるはずです。ところがデジタルだと以外やそれが目立たない、確かに言われるようにブロックノイズが有る筈ですがそれが溶け込んだように見えないのです。
ProDriverさんの言う「解像度の説明は理論」では確かにそうなのですが、「実際に見たらどう見えるのか」と言うことを此所に紹介して居る次第です。こんなに大きな写真を見たことが無いですから。
解像度的には限界が当然あるので拡大すればぼやけて見えます。iPhoneの像とは比べられない程拡大されていますからぼけています。でもおっしゃるようなブロックノイズは目立っていません。この点ある種のデジタル処理をしているのかもしれません。また、より高画素のカメラの素材ならもっと綺麗に見えると思います。
マイクロフォーサーズで撮って、この大きさまで引き伸ばしてもここまで鑑賞に耐えるのであればこのセンサーでも十分では無いかと思っています。
今後更に大型のセンサーの機種で撮られたデータで大型のパネル化された写真を見てみたいものです。

ワオ!と言っているユーザー

ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2014-09-16 00:41

ついでなので私も実験をして見ました。
元画像をサイズ以上に拡大した時にデジタル画像はどうなるかです。画像ソフトはPhotoshopを使いました。
まず、解像度350dpiの320ドット×240ドットの画像を用意しました。それがこのコメントの画像です。

ワオ!と言っているユーザー

ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2014-09-16 00:47

次に350dpi、320×240の画像の解像度を3倍の1050dpiに変更しました。そうすると画像サイズは縦横3倍の960×720の画像が出来上がりますがPhotoshopがドッと補完するのでギザギザ感は無くスムースな輪郭ですが無い情報を補完したので画像のシャープ感は落ちます。

デジタル画像ではこういう補完がロジック的に出来るので実サイズより大きくしても見えが良いのですね。

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ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2014-09-16 01:09

次は、解像度は350dpiのまま画像の大きさを縦横3倍の960×720に拡大した画像がこの画像です。
Photoshopは、この場合もドット補完するようで結果的に解像度を3倍にした1050dpiの画像と同じになったので敢えてドット補完しない状態の画像を作って見ました。

補完無しだと確実に元画像より大きくするとブロックノイズは目立ちますね。

私は、撮った写真をプリントする場合キタムラのサービスを使いますが当然必要十分な画素数の画像を渡します。しかし、出来上がったプリントの解像感は画面で見たときと何か違います。
私も気になっていたのでキタムラにプリントの時の解像度はどうなっているのか聞いてみたいと思っています。

「マイクロフォーサーズで撮って、この大きさまで引き伸ばしてもここまで鑑賞に耐えるのであればこのセンサーでも十分では無いかと思っています。」と言われていますがフォーサーズとAPS-Cとフルサイズと、また、コンデジも含めて同じ画素数の画像だった場合は引き伸ばした結果はほぼ同じになりますよね。この点においては撮像子サイズの違いは無いと言えるのではないでしょうか?

写真としてどのサイズのセンサーを使うかはカメラと被写体の距離が同じで絞りも同じの場合同じ画角で撮ろうとすると焦点距離が変わりますね。そうすると被写界深度が変わりボケも変わってきます。
写真として考えるとどのセンサーサイズで撮るかも影響することになりますので複雑ですね。

今回は色々と考えさせられました。

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ペガサス
ペガサスさんからコメント
投稿日 2014-09-16 13:37

まとめて返信します。ご了承ください。詳細な検証に感動しました。
田舎なので写真サロンや写真展など余り体験していません。アマチュアの作品展示などは見ていますが、全紙、全倍辺りでは今回の展覧会でも展示されていて特に写真に粗が見えると言うことはありませんでした。写真プリントは堀内カラーさんが担当されてますが、当然プリント作業にはプロの技術や、機材が投入されているはずです。また、展示パネルを含む展示では、株式会社フレームマンと言う専門会社が携わっています。そうした専門家の連携でこの作品展は成り立っていて、その技術レベルの高さがこの巨大パネルだと思います。
OLYMPUSも堀内カラーもフレームマンも岩合さんの撮ったネコの写真展が技術的にも十分鑑賞に耐えると読んだに違いありません。また岩合さんも当然マイクロフォーサーズのメリット・デメリットを考慮して撮影に臨んだに違いありません。OLYMPUS社にとっては良い宣伝になりました。当初センサーサイズの賛否が有りましたが、技術は進歩しますから今回のパネルを見た上での感想はマイクロフォーサーズで十分鑑賞に耐える作品は創れると思いました。
そうした意味でも この展覧会や、「ねこ歩き」のテレビ企画も含め、相当練られた企画だと思っています。
ProDriverさんのご指摘のように被写体深度は大型センサーとは異なって来ます。しかし、ネコの撮影には小型軽量のカメラの方が機動力が高いですし、被写体深度のより深いカメラの方が、しっかり芯のあるフォーカスを得られると思います。撮影目的に応じて被写体深度の異なるセンサーを選択すれば良いですね。
それと写真展などに積極的に行かないと行けませんね。

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zakkah
zakkahさんからコメント
投稿日 2014-09-16 02:59

岩合光昭さん、たのしい企画をされていますね。父親の動物写真家岩合徳光さんとは、雷鳥やオコジョの撮影現場でお会いしたことがあります。あの当時を思い起こすと科学の進歩・・・ため息モノです。
高画素数もさることながら、撮像素子・現像技術の進歩は、目を見張るものがありますね。理論を超えた「風合い」をいかに出せるか!でしょう。好み・目的で機種選定していますが、全紙倍以上のプリントでなければマイクロフォーサーズで充分と思えます。撮り方が大切。AFのピント精度とか。。。!デジカメも個性ありますね。

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ペガサス
ペガサスさんからコメント
投稿日 2014-09-16 13:48

お父様をご存知なんですか。素晴らしいです。今動物写真家として活躍され右に出る人はいないんじゃ無いかと思います。ネコのブームは今までも有りましたが、ネコの視線で世界を描く姿勢の写真が素晴らしいと思いますし、観覧者の多さからも人気の高さがうかがえる展示会でした。
田舎ですので写真展覧会に行くことも余り有りませんでしたが、今回の写真展を見て、単にカメラの高性能化だけでなくプリント技術、展示技術、全てのレベルが格段に良くなったと感動しました。

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zakkah
zakkahさんからコメント
投稿日 2014-09-16 16:47

いかなる分野も同じですが、技術の向上に寄与すべくは、現場・最前線にて携わっている人々。プロ・アマを含めてです。
カメラの性能・・・と云う面と、時代の要請で父・徳光さんは、忠実、正確を重んじ
「動物カメラマン」野生動物の生態(図鑑的)図録を完結された。今回の展示会を垣間見ますと、大先輩である父親を乗り越えた、感性・気迫を感じます。素晴らしいですね。

写真を撮る眼(視点)が見えた感じです。

僕の周りの写真愛好家の面々。身近に展覧会等が、山ほどあって錯乱してるのではないか??って。頭でっかち・評論家になり下がっている!!情報過多・機材が豊富すぎて混迷してるように思います。

ペガサスさん、「田舎」と云う表現大切にしてください。僕など羨ましく感じています。
ちょっと離れたところから物事を大きく見れるのですから。

銀塩カメラ的に頭を働かせて撮れるデジカメで挑戦中(ボケ防止です^^)。

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ペガサス
ペガサスさんからコメント
投稿日 2014-09-17 07:52

再レポートありがとうございました。
岩合徳光さんの動物の写真は撮影者を知らずに私も昔から見てきたのでしょう。
そんな父親の元での修行をされた岩合さんなので、写真家のエリートコースを歩まれた人だと思っていました。徳島には立木写真館(なっちゃんの写真館で有名)のご子息の立木義浩さんが居られますが、いずれも独自のスタイルを確立された写真家です。
確かに田舎はある意味撮影対象にことかきません。写真展は少ないですが(^^;;
おっしゃる様に「視点」が重要ですね。
岩合光昭氏に負けない姿勢でシャッターを切って行きましょう。

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Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2014-09-16 15:49

1600万画素でこれだけ大きく出来ますか・・・。

大画素だとどのくらいの大きさになるのかと思います・・・。
素人には縁のないことだとは思いますが・・・。

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ペガサス
ペガサスさんからコメント
投稿日 2014-09-17 08:00

大型プリント以外にもプロジェクターの高画質化も進んでいます。今回アクリル版に透過写真を貼った小型写真オブジェも展示されていました。こうした写真・映像関連確実に普及すると思っています。Toshiaki Nomuraさんご自身の写真作品を背景にしながらのギター音楽会を 是非開催してください。

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birdy
birdyさんからコメント
投稿日 2014-09-17 13:36

ド迫力!

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