おはようございます。
昨日は認知症介護実践者研修の課題設定の講師をしてきました。
今日から受講生の皆さんは自分で計画した内容に沿って職場実習をスタートしています。
ここが正念場なので、是非乗り越えてほしいです😊
今日は公認心理士の勉強をしていて、ふと気づいた【共通して大事なこと】について書きたいと思います。
公認心理士の勉強の中で、ADHDや精神疾患がある方に対して薬物療法以外でも重要になるのが療育です。
その療育の中でも、【環境調整】が大事であると記述されていました。
認知症ケアにおいても、利用者の方の環境はとても重要で、環境とは物理的だけでなく、社会的、人的も含まれています。
そして、我々も環境に左右されることも多いのではないでしょうか?
このことから共通して大事なのは【環境】であるということです。
環境の良し悪しで、介護士、利用者の方は働く質や生活の質が変わります。
社会的環境、物的環境、人的環境が人に与える影響を理解して調整することが大事になります。
ぜひ環境因子にも目を向けてみて下さい😌これまで見えていなかったことが見えてきて課題解決につながると思います!
おはようございます。
群馬県では昨日のコロナ感染者が100人を超えました。
東京や大阪に比べれば大したことないように感じますが人口比率を考えると東京の800人程度と考えて良いのではないでしょうか。
さらに県はまん防を要請する方向で動いているようです。
本日のブログは、楽しくないから笑えないです。
私の法人では各委員会が設置されており、委員会毎に毎年目標を決めていて、今年は「笑う」がキーワードの目標ができました。
その中で、ある職員から「楽しくないから笑えないです」と発言がありました。
確かにいつも楽しいわけではありませんが、楽しいから笑うのではなく
笑っているから楽しい気持ちになったり、明るい気持ちになることができるんです。
普段から無表情で顰めっ面で仕事していると嫌なことばかりに意識がむいてしまって仕事のパフォーマンスも落ちてしまいます。
そもそも介護サービスを受ける側なら笑顔の人の方が良いはずです。
例えば、私たちがコンビニでも飲食店でもお店に行った時に不機嫌そうな顔で応対されると嫌な気持ちになると思います。
それは利用者の方も一緒です。
認知症だから覚えていない?
そんなことはなく、心の反応として表出されます。それがBPSDです。
私たちはもっと私たちが与えている影響について意識を向けて仕事をする必要があるのではないでしょうか?
ホームページはこちらから
http://coach-masumi.com/
現役の管理職が教える{介護リーダーのマネジメント研修}の湯浅
群馬、栃木、埼玉、千葉、神奈川、東京
私は、介護現場のリーダーとしての仕事(マネジメント)を教えています。
介護職のリーダー次第でチーム、組織も変わる
リーダーのマネジメントで、ケアの質も変わる
リーダーのマネジメントで、働きがいも変わる
資格
認知症介護指導者
介護支援専門員
GCSプロフェッショナルコーチ
原田メソッド認定講師
ブランドマネジャー1級
今度の認知症ケアの研修の資料作成中👀
私は普段、保守派というか何事にも石橋を叩いて渡る派で、サッカーのポジションもディフェンスとまさに守ることばかり意識してきた人間です。
ですがケアにおいてはむしろ逆で割と「攻め」のケアと言いますか「駆け引き」を楽しんでいる方かと思います。
駆け引きといった表現が正しいかどうかはわかりませんが、人間関係は割と駆け引きで出来ている気がして、
どこまで踏み込んでいいのか
どんなことに触れられたら嫌なのか
他にもたくさん線引きをしながら相手との関係性を築いていると思います。
介護も一緒だと思って利用者の方との距離感を駆け引きで線引きしながら信頼関係を築くことが大事だと思っています。
だからこそ現場スタッフにはいつもまず一歩踏み込んでみたケアやBPSDの症状や内容、時間帯がわかっているのなら自分達から触れに行くのも一つの方法だと伝えています。
もしかしたら自分の不安を感じ取って話しかけてくれたのではないかと安心してくれるかもしれません。
症状がわかっていても触れない、関わらないは存在を認知していないことになります。
結果そのような対応が認知症の症状の進行を早めたり、BPSDを助長させていることに我々専門職は気づかないといけない。
またBPSDのように顕在化された課題や問題から解決しようとするのではなく、信頼関係を基本とした関係の質を改善させることが長期的な生活を支える視点では大事なことではないかと感じます。
私たちも知らないところに1人で行けば不安になり、会場で話しかけてもらえると安心するはず。
利用者の方も私たちと同じように感じているはず。
そんなことが伝わる研修をしたい。
おはようございます。
昨日は認知症ケアの実践勉強会に参加しました。
オンラインで全国各地の方とお話をできるのはやはり良いですね。
昨日のテーマは頭でっかちになり過ぎている最近の認知症ケアに対して理論だけではない、ケアの実践者が持っている実践値を集めて、それらをオープンリソースとして活用していくことでした。
私も認知症ケアを教える立場として理論と根拠に基づいたケアが必要だと常々言っていますが、確かに理論だけでなく、何かわからないけど上手くいったことがたくさんあります。
この沢山の実践者の実践値を集合知にしていくことはとても意義があるなと感じました。
まだ走り始めたばかりですがとても楽しみな活動になると実感しています。
さらに昨日の気づきとすると、プロフェッショナルな介護士とは
1.マインドが備わっている
2.知識、スキルを身につけている
3.リソースを活用している
3つの事を兼ねそろえている人ではないかと思いました。
介護の世界では専門職でもいまだに食事、排泄、入浴など身の回りのことを
支援することが介護だと思っている人が多いです。
ですが介護には正解はなく、これをやっていればよいというわけではないんですね。
私は介護の本質は「人」をみる仕事だと思っています。
そのために必要な事は、人に対する当たり前の姿勢、そして観察力と洞察力を用いて
その人を知ることが重要になります。
これをやらずに介護者は目先のテクニックや知識だけを身に付けようとします。
本当に大事なことはテクニックや知識はケアを行う上での引き出しの一つに過ぎないことを理解して身に付けることが大事です。
それは要介護度、認知機能、身体機能、性格傾向、既往歴等から
その人に合ったケアをテーラーメイドで組み合わせることが
介護のプロフェッショナルとして求められるからです。
おそらく研修やセミナーでさまざまな技法を学んでも
上手く活かせない人はいわゆるテクニックや知識といった
表面上のスキルアップしかしていない人ですね。
人一人にたいして一概にこれをやっておけばよいという正解はありませんが、
数式のように解き方。
つまり成解をいくつも用意しておくことが大事です。
そうすればこの方のこの症状にはこの数式が合うかもしれないといった
処方箋が処方できるようになります。
そうやって少しずつ本人の症状に合わせた調合ができるようになったり、
本人の相談に合わせて適切なサービスが提供できるような
コンシェルジュのような存在になれるのではないでしょうか。
そんなことできるわけないと思う方も多いです。
でもできないと思えばできませんし、なりたいと思えば近づくことができ、
いつしかそんな存在になれると私は思っております。
今日は認知症介護指導者bing関東ブロック大会でした。
各県の指導者の方々の報告はとても参考になり、地域との連携の方法が本当に多様であることが実感できました。
それだけに私はあまり地域に出て行くことが難しいのでジレンマを感じたりもします。
今回、私は貴重なお時間をいただき1時間コーチングについてお話をさせていただきました。
コーチングを学んで気づいたことは認知症ケアにおいて大切とされていることを自然と身につけることができるようになっていることです。
今日もBPSDの研究レジストのなかで、BPSDが改善された関わりとして認知症の人を褒める、感謝、たくさん話すといったことが改善につながったと報告がありました。
当たり前のことかもしれませんがケアの現場ではこの当たり前のことができない現状があります。
人は人のマイナスなところを無意識で見てしまいます。
だから認知症の方の失敗を咎めたり、できなくなったことばかり見えてしまいます。
認知症の人もたくさんできていることがあります。
そこに視点を持つことで自然と承認することができるようなります。
傾聴を意識することで言葉だけでなく、相手の表情や態度、気持ちを理解することができます。
今回の報告を聞いて、より確信が持てました。
介護士が自然とコミュニケーション力が高まれば無意識的にそのような関わりができるようになると感じました。
介護職のリーダー次第でチーム、組織も変わります。
リーダーのマネジメントで、ケアの質も変わります。
リーダーのマネジメントで、働きがいも変わります。
認知症の人が施設で自分らしく安心して生活が送れるためにも、私はこれからも介護リーダーの育成に注力していこうと改めて強く思いました。
今回、貴重な機会をいただいた新潟県の運営に携わられた皆様ありがとうございました。
来年は群馬県が担当になっているので、今度は私もサポートを頑張りたいと思います。
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