関東ブロック大会
2月
20日
各県の指導者の方々の報告はとても参考になり、地域との連携の方法が本当に多様であることが実感できました。
それだけに私はあまり地域に出て行くことが難しいのでジレンマを感じたりもします。
今回、私は貴重なお時間をいただき1時間コーチングについてお話をさせていただきました。
コーチングを学んで気づいたことは認知症ケアにおいて大切とされていることを自然と身につけることができるようになっていることです。
今日もBPSDの研究レジストのなかで、BPSDが改善された関わりとして認知症の人を褒める、感謝、たくさん話すといったことが改善につながったと報告がありました。
当たり前のことかもしれませんがケアの現場ではこの当たり前のことができない現状があります。
人は人のマイナスなところを無意識で見てしまいます。
だから認知症の方の失敗を咎めたり、できなくなったことばかり見えてしまいます。
認知症の人もたくさんできていることがあります。
そこに視点を持つことで自然と承認することができるようなります。
傾聴を意識することで言葉だけでなく、相手の表情や態度、気持ちを理解することができます。
今回の報告を聞いて、より確信が持てました。
介護士が自然とコミュニケーション力が高まれば無意識的にそのような関わりができるようになると感じました。
介護職のリーダー次第でチーム、組織も変わります。
リーダーのマネジメントで、ケアの質も変わります。
リーダーのマネジメントで、働きがいも変わります。
認知症の人が施設で自分らしく安心して生活が送れるためにも、私はこれからも介護リーダーの育成に注力していこうと改めて強く思いました。
今回、貴重な機会をいただいた新潟県の運営に携わられた皆様ありがとうございました。
来年は群馬県が担当になっているので、今度は私もサポートを頑張りたいと思います。