うっすらとオリを絡ませた 「かすみ酒」 この時期だけの限定酒です。
飛露喜には珍しい “おりがらみ” タイプです。
しぼりたてのフレッシュ感が残り、オリの円やかさが甘旨で、しぼりたての荒さを感じさせない素晴しい味わいです。
しかしながら、あくまで辛口の範疇に踏み止まって、ひと味違う個性を醸し出しています。
『飛露喜 特別純米 かすみざけ』 廣木酒造本店 福島県会津坂下町
原料米:五百万石 精米歩合:55% アルコール度数:17度
★この飛露喜を、「ごまめ」 「黒豆」 のめでたいアテで・・・
「完全発酵」や「手つけず原酒」など、様々なお酒にチャレンジを続ける玉川のフィリップ・ハーパー杜氏。
そのフッリップ氏が雄町を使用し、香りよりも味わいのトータルバランスを重視して仕込む純米吟醸です。
その蔵も持ち味に、酒米が溶けやすく味が出やすい雄町米を使用することによって、甘味や旨味がプラスされ、
まさに味の広がりを十二分に堪能できるお酒に仕上がっています。
日本酒の味わいを表現する言葉に 「甘辛酸苦渋」 というものがありますが、
このお酒は正に五味の調和が楽しめる、絶妙のバランスが表現されています。
口当たりはややシャープな印象ですが、しっかりとしたボリューム感が感じられる味わい。
酸もしっかりとあり、これからのポテンシャルも期待できる仕上がりです。
本来の雄町らしい旨みはこれからの熟成で開花してきますので、現状では比較的上品に感じられますが、
ある程度の熟成を経ることで旨みや甘みが膨らみます。
『玉川 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒』 木下酒造 京都府京丹後市久美浜町
原料米: 雄町(60%) 日本酒度: +2 酸度 :1.8 アルコール度 :18~19度 酵母 :協会14号
★この玉川を、「厚揚げ」 でいただきました。
能登文化発祥の地・中能登町から彗星の如く現れた至極の食中酒として人気を集める新世代の銘酒。
「ゆうほのしろ」 冬季限定醸造、おりを含んだ搾りたて新酒の無濾過生原酒です。
「純米おりがらみ」 にて雪が降り積もる石川能登の、白い冬のイメージしたこの時期だけの限定品です。
『遊穂 純米無濾過生原酒 おりがらみ』 御祖(みおや)酒造 石川県鹿島郡中能登町
原料米:石川県産五百万石(麹米) 石川県産能登ひかり(掛米) 精米歩合:60%(麹)・55%(掛)
日本酒度:+5.0 酸度:2 使用酵母:9号酵母 アルコール度:18.7
上立ち香には新酒らしい麹の香り、遊穂らしい酸と旨味がふくらむ厚みのある味わいですが、
瓶内発酵により発生した炭酸ガスを含むフレッシュな味わいとキレの良い後味、
心地よい爽やかな含み香と爽快感が余韻として残ります。
★この遊穂を、「スナップえんどう」 でいただきました。
この酒も泉酒造のお酒です。
隠れた銘酒と言われています。
生産量が少ないのと、取扱店が少ないせいか。
味は泉酒造らしいバランスの良い洗練された味です。
琥泉 「こせん」 と読みます。 (阪神ファンにはちょっと嬉しいかも)
さて今年の出来はいかに・・・
『琥泉 純米吟醸 生原酒』 泉酒造
「夜明け前」 の名は、文豪 島崎藤村の長男・島崎楠雄との約束のもと誕生しました。
「この名を使う以上は、命に代えても本物を追求する精神をお忘れなく・・・」 と。
なるほど! 確かに命懸けで造っていることが味にでています。
【先日亡くなられた名俳優、原田芳雄が愛飲した酒です、お葬儀の席にも出されたとか。】
『夜明け前 純米 しぼりたて生原酒』 小野酒造店 長野健辰野町
★仙介の新酒と飲み比べました。 (濱田屋さんにて)
この酒も、おいさんの地元、御影の酒です。
銘酒 「福寿」 の蔵、神戸酒心館が造っています。
設備の整った立派な蔵です。
この酒もどちらかと言うと、灘の男酒。
辛口のしっかりした中に灘の地酒の上品さが。
今年の出来具合が気になるところです。
『壱 純米酒 無濾過 しぼりたて』 神戸酒心館 神戸市東灘区御影塚町1-8-17
これも灘の地酒、いい酒です。
東灘区深江にこの太田酒造の蔵、千代田蔵があります。
以前、ここの蔵見学をさせていただきました。
本社蔵は、滋賀県草津市にあります。
酒名の 「道灌」 は、あの太田道灌から取りました。
先祖が太田道灌と関係があるようです。
『道灌 しぼりたて 生原酒』 太田酒造(千代田蔵) 神戸市東灘区深江南町2-1-7
この酒も地元、御影の酒です。
「大笑快(会)」 の大黒正宗後援会が推薦している酒です。
濱田屋さんの 「大黒対決!」 で馴染みの酒です。
味のしっかりした、灘の男酒です。
根強いファンがいる酒です。
今期から、杜氏さんが代わりました。
さてと今年の出来具合は・・・
『大黒正宗 しぼりたて』 安福又四郎商店 神戸市東灘区御影塚町1-5-10
年末から新年に掛けて各蔵は新酒を出荷します。
その年により味は微妙に変わります。
仕込み手が一緒でも米の出来具合、仕込みの時期の気温等で・・・
各蔵の今年の出来は如何でしょうか。
まず紹介するのは、神戸角打ち学会推薦酒です。
『仙介 しぼりたて 特別純米』 泉酒造 神戸市東灘区御影塚町1-9-6
この日の〆です。
ダーリン・おやよご夫妻とマドンナの4名で。
いつもの 「ふうりん」 です。
新しく出来たテーブル席を空けてもらう。
まず瓶ビールと 「中華風キュウリ漬」。(酒は瓶ビールしか置いてません)
中華風キュウリ漬は、オーナーのオリジナル漬物。(御影王将の名物でした)
いつものパリパリ餃子(6人前)。(もちろん味噌タレで食べます)
★〆は、「ふうりんラーメン」 で本日の締めです。
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