~人事総務の窓88 50代からの働き方を選ぶ~
6月
30日
生涯のキャリアデザインの中で
私たち50代には
価値観の転換がめまぐるしく
戸惑いがあると感じます。
20代の頃、定年を迎えれば
年金をもらって悠々自適に暮らす
そんな先輩たちの姿に憧れる
視点が持てていました。
私が40代になったころ
定年を迎えても「再雇用」されて
働く方たちが出てきました。
今どきの60代は元気で素敵。
まだそんな見方ができました。
それが5~6年経ち40代後半になる頃には
「再雇用」から「勤務延長」となり
定年という区切りがあいまいなまま
同じ仕事を続ける方が。
政府が「人生100年時代構想会議」を掲げたことで
定年後も生活を維持するために
働き続けることをイメージするように。
体力、記憶力の衰えを感じはじめ
それに伴って気力も落ちていく。
自分はこの先どう生きていきたいのか。
「50にして惑わず」ではなくて
50にして大いに迷走していく。
そんな世代のように感じています。
これまで積んできた知恵や経験を
存分に発揮して能力を活かしてほしい。
年齢を重ねたからこそ
自分が納得する働き方を選んでいく。
そのお手伝いをしたいと思う今日この頃です。
~.:*★今日の問いかけ★*:.~
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