感情を隠していた自分に、さよなら♪
6月
11日
いつからだろう。
感情を見せるのは「弱いこと」だと思っていたのは。
人前で泣くなんて、カッコ悪い。
いや
泣くこと自体、かっこ悪い。
そうやって笑顔で平気なフリをして、たくさんの気持ちを押し込めてきた。
むしろ
泣くことを忘れてた。
心の奥ではずっとしんどかった。
でも「大丈夫?」と聞かれると、条件反射のように「大丈夫」と答えてしまう。
本当はそれだけで泣きそう。
絶対に下手くそな笑い顔になってる。
それだけはわかった。
いや
自然に笑顔を作ることすら難しくなってるんだ。
ひとりになった夜にだけ、少しだけため息をつく。
自然と深く。
「泣いたら、負けたみたいで嫌だ」
そんな意地みたいなものが、自分を余計に苦しめているのもわかってる。
ただ日常の中に、グッと心をつかまれる時もある。
それが映画のワンシーンだったり、
誰かのひと言だったり。
とある本に書かれていた、こんなフレーズに涙が溢れた。
「泣くって、心の浄化なんだよ。心の中の嵐を外に出すことなんだ」
その瞬間、堰を切ったように涙が溢れてきた。
誰にも見られていないのに、泣くことすらためらっていた自分が、少しずつほぐれていくのを感じた。
涙だけじゃない。
自然と声まで出る。
そうだ
ボクは泣きたかったんだ。
泣いたあとは、不思議なくらい心が軽くなる。
ずっと込み上げていて、ノドのその辺にあったものが、嘘のようにどこかに行ってしまう。
そこからは、感情を否定しないことにした。
辛いときは辛いと言う。
泣きたいときは泣く。
嫌いなものは嫌い。
何か気分が悪いことは、気分が悪いという。
それは「他の誰か」に言っているわけじゃない。
自分がそうなんだって、自分に言ってあげてるだけ。
誰かに迷惑をかけないように、じゃない。
誰かに嫌われないように、じゃない。
「自分の心に嘘をつかないように」
と、優先順位を変えただけなんだ。
自分が泣きたい時
誰かが泣きたいんじゃないかなと感じる時に思うのが
「泣くことは、壊れることじゃない。整えることだ」
「泣くことはかっこ悪くない。ちょっと切り替えたいだけ」
涙は、溜まりすぎた想いを外へ流すためのやさしい「しくみ」なんだと思う。
泣ける自分は、壊れているんじゃない。
感じていることを正しく表現するための強さであるとも思う。。
だから、感情を閉じ込めそうになったときは、こう言ってあげてほしい。
「もうめっちゃ泣いていいよ」
「さっぱりするから」
投稿日 2025-06-11 07:31
ワオ!と言っているユーザー