寒くなりましたね。長袖シャツにもう一枚上着を着るようになりました。
さて、写真はフランク・ロイド・ライトがデザインしたカップ&ソーサです。現在、明治村に一部が移築されている帝国ホテル ライト館(1923〜1967)で使用していたテーブルウェアをノリタケが復刻したものです。このデザインでC&Sそしてプレート以外もあったのでしょうか?まだ、見たことがありません。たとえば、センターピースやコンポート、小さなもので、珈琲ポットやミルク入れなど。ポットはありそうだな。明治村に行けば、このデザインのテーブルウェアが飾られているのかな?明治村に行ったのは、もう20年以上前で、そのときは、まだ、帝国ホテルは外側だけで、エントランス内部はありませんでしたので、わかりません。
写真上のC&Sは、現在もまだ売られていると思いますが、写真下のC&Sはマークがノリタケのマークなので、今は売られているかどうかわかりません。斬新なデザインでいいですね。古さを感じさせません。また、余白の使い方がとても日本的です。
ロイヤルコペンハーゲンの置物です。高さは6.5cm。資料によると名前は「栗の実の上のねずみ」ですが、栗の実には見えません。まだ、胡桃の方が近いですね。なんだろう。作家はエリックニールセンで1890年に制作したようです。ロイヤルコペンハーゲンの釉下彩作品では初期のものです。これは人気があるらしく、最近までつくられています。でも、写真のものは100年前に作られたものです。古いものも見たのは初めてだったので、思い切って購入しました。
日曜日にうちの奥さんと世田谷美術館へ「オルセー美術館展 パリのアールヌーヴォー」を見に行った。オルセー美術館のアールヌーヴォーコレクション150点が展示されているようである。オルセー美術館の元となるオルセー駅は1900年のパリ万博に合わせてできた。この1900年のパリ万博が、アールヌーヴォーのピークと言われている。
建築家エクトル・ギマールの作品が取り上げられていた。ギマールはパリの地下鉄の出入り口を設計した人物である。そう、パリの地下鉄も1900年のパリ万博に合わせて造られたのである。パリでは100年前にすでに地下鉄が走っていたんですよ。すごいですね。まあ、エッフェル塔は1889年のパリ万博で造られたのだからな。それほど、不思議ではないか。
以前、やはり上野でアールヌーヴォー展をやっていたときは、ギマールの地下鉄の駅が実物大で飾られていた。このときはやりすぎだなと感じたが、今回は天井灯や家具などの室内の工芸品が展示されて楽しめた。
陶磁器はといえば、この1900年のパリ万博でロイヤルコペンハーゲンのマーガレットサービス(今のミッドサマー)がグランプリを獲ったのである。でも、パリではジャポニズムの影響で、すでに磁器よりもストンウェア(せっ器)が主流になっており、今回の展示でも、ストンウェアのアートグレーズ作品が多かった。磁器メーカーであるセーブルはこの時代のパリでは特異な存在だったのかもしれない。でも、セーブルのアールヌーヴォー作品も美しいですよ。
昨日は暑かったですね。風も一昨日と異なり生暖かく、むっとしていました。この暑さの中、家族と午後からパシフィコ横浜で開催されている「海のエジプト展」へ行ってきました。夏休みなので混んでいました。一通り見て2時間くらい。展示の仕方がちょっとまずかったかな。ビデオなど人が滞ってしまうものが、各都市の最初のブースにあり、これを見てしまうので、なかなか人が進みません。それと、イヤホンガイドを利用している人が対象物の前でずっと止まって聞いてしまいますので、これも進まない原因のひとつだったと思います。さすがに足が疲れました。
でも、豊穣神ハピとファラオおよび王妃の巨大像は迫力があり、すばらしかったです。あと、カノープスの王妃の像も美しかったです。2300円払ってみる価値はあります。
会場を出たのが、5時過ぎだったので、クインズタワーの地下で食事をして帰りました。結局、二日連続横浜市営地下鉄桜木町駅から帰ったことになります。
昨日、阿佐ヶ谷バリ舞踊祭で演奏してきました。小学校の校庭で行うはずでしたが、リハーサル中に大雨。なかなか止まず、校庭が水浸し。急遽、体育館で行うことになりました。
雨の中、楽器を運ぶのが大変でしたが、体育館はお客さんでいっぱい。ありがとうございました。
体育館の中は冷房がきいていなかったので、汗だくだく。でも、楽しく演奏できました。 終了後、店で飲んだ生ビールがうまかった。
そういえば、演奏途中、地震があり、かなり揺れたようですが、私は椅子に座っていたせいか、あまり感じませんでした。
今、東急百貨店たまプラーザ店4Fアートサロンで、渡辺功日本画展が行われております。
第11回 渡辺功 日本画展
渡辺功さんは、私の中学高校時代の同級生です。開催は8月12日までです。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。昨日、撮った展示会場の雰囲気をコメント欄にアップしてます。
昨年もアップした阿佐ヶ谷バリ舞踊祭が今日から二日間行われます。私は、二日目の日曜日に演奏します。今年は、例年の神明宮が大改修中であるため、近くの小学校の校庭で行われます。
お時間のある方は見に来てください。
第8回阿佐ヶ谷バリ舞踊祭
国立新美術館へは「ルネ・ラリック展」を見に行きました。ご存知の方は多いと思いますが、ルネ・ラリックは19世紀末から20世紀半ばにかけて、アールヌーヴォーのジュエリー制作者、アール・デコのガラス工芸家として知られています。
ジュエリーは身に着けないのであまり関心はなかったのですが、ヌーヴォーのデザインでしたので楽しめました。ガラスは好きです。下の写真に写っている乳白色の蝸牛はラリック製です。20年前千葉に住んでいた頃、千葉そごうに入っていたラリックのお店で購入しました。この頃はまだアンティークなどには興味はありませんでしたので、もちろん、今のものです。でも、かわいいでしょ。
展覧会では1925年のパリ万博のメイン会場にあった野外噴水塔で使われた16種のガラスの女神像のうち、14種類が一同に展示されていていました。これは当時128体使われたそうで、電気照明が内蔵されて、夜は光輝いていたそうです。いくつかは個人像で、やはり好きな人は持っているんですね。万博物はコレクターが多いですからね。でも、これは見ることができてよかったです。
せっかくだから、今度は16体すべて揃えてほしいですね。
国立新美術館の内観です。実は初めて行きました。設計は黒川紀章と思っていましたが、日本設計と共同になっていました。なかなか開放的な空間で思っていたより、よかったです。
エスカレータで2階に上がって、ヴォーグカフェを見た写真(下)と、ヴォーグカフェからエスカレータの方を見た写真(上)です。下の写真、ヴォーグカフェの後ろ上部に写っているのが、KEIさんがお茶したポール・ボキュース・ミュゼです。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ