待合室の天井は高く、照明の元が、とてもユニークな漆喰仕上げとなっています。
鎌倉駅から成通りを歩いていくと、右側にハーフティンバー様式の洋館があります。1924年に建てられた「旧安保小児科医院」です。ここは、鎌倉風致保存会の事務所でもあり、一般公開しながら保存しているようです。鎌倉市の重要景観建築物に指定されています。実際、平成8年までだったかな?小児科医院として使っていたようです。建物1階部分だけ一般公開されていたので、ボランティアさんの説明を聞きながら見てきました。
昨日、行ってきました。高木さんの「再興/志野・織部」展。鎌倉ドゥローイング・ギャラリーは、駅から歩いて5分、御成通りの一本外側の通り、御成小学校の近くにありました。最終日でしたが、高木さんは一昨日、土曜日に、朝10時から午後5時ごろまで来ていたようです。お会いできなくて残念でした。
高木さんが発見したTカリ長石を使った釉薬をかけられた志野や織部、そして黄瀬戸は、とても、優しい、やわらかい表情をしていました。やはり、人間国宝の方々が作っている今までのものとは違いますね。
Tカリ長石には雲母が多く含まれているそうです。会場に、いままでのソーダ長石とTカリ長石が、参考品としておいてありました。見た目は、かなり違います。ちなみにTは、TakagiのTだそうです。やるな高木さん。いずれ日本陶磁器大辞典の改訂版に掲載されるかな。
残念だが、北欧の陶磁器を扱っていたリスティさんが1月末にお店を閉じた。卸とネット販売は続けるようで、青山に小さな事務所を新たに構えるようだ。オーナーから、引っ越しの整理でいらなくなったということで、15年以上前にデンマークで撮影された陶磁器の写真をいただいた。非常に懐かしい写真で、デンマークのアンティークショップで見たことがあるものばかりであった。中にはいくつか私のコレクションになっているものもある。その中に、RCの1889年1月製ユニカがあった。すごい発見である。これで、ユニカナンバーがいつ、何のために始まったか、わかった。論文にまとめようかな..
現在、鎌倉にあるドゥローイング・ギャラリー(鎌倉市御成町6-24、0467-61-1950、鎌倉駅西口から5分)で、「再興!志野・織部 -高木典利展-」が行われています。2月10日(日)まで。多治見平正窯の高木典利さんは西浦焼研究の第一人者です。このブログでも、何回か紹介していますし、私のHPにも高木さんが制作した彩磁朝顔文花瓶をアップしています。実は、高木さんは、桃山期の志野・織部の原材料となった長石の鉱山を百年ぶりに発見して、これまでの通説を覆した陶磁器業界でも有名な作家でもあります。
老眼が進んでいる方のために:
「桃山期の志野、織部の原材となった長石の鉱山を百年振りに発見した陶芸家・高木典利、その原材を用いて明治以降の陶芸家が成し得なかった正当な志野、織部を復元。Tカリ長石を釉薬に焼成した作品は透明度の高い鮮やかな発色を呈する。」
と書いてあります。お近くの方は是非足を運んでください。週末、行けるかな..
今日は立春ですね。さて、話は変わりますが、先々週、渋谷区松涛美術館へ「シャガールのタピストリー展」を見に行きました。ばたばたとして、アップするのをすっかり忘れていました。
まあ、あまり期待をしていなかったのですが、なかなかよかったです。イヴェット・コキール=プランスというタピストリー作家がマルク・シャガールの下絵や原画をもとにタピストリーを制作しているのですが、とにかく、でかくて迫力があります。色もとても鮮やかであり、はっきり言って、絵画よりも良かったです。もちろん、隣には原画もあり、比較でき、楽しめました。「お勧めです!」と言いたいところですが、もう終わっていますね。ごめんなさい..
B&Gのアネモネ文花瓶である。高さは18cm。時代は1900年頃。作家はTheodor Madsenである。資料によると、Theodor MadsenはRCの作家であるが、B&GとRCの間に作家の行き来があったのだろう。何人かそういう作家はいる。花が陰刻になっており、下部の籠の部分も陰刻で錆釉が掛けられている。なかなか面白い作品である。
梅田さんのワヤン・クリッ公演が今週末に名古屋と浜松で行われます。演目内容は、昨年10月21日に東京で行われた「アルジュナの瞑想」です。お近くで、お時間のある方は、是非、お出かけください。さて、私は今日から1泊で高崎出張です。
今年の初詣は親の世話があったので、元旦には行けず、あざみ野にある驚神社へ1月3日に行った。最近は、毎年、破魔矢をここで購入するのだが、すでに売り切れていた。
残念!
ということで、今年は無しかと思っていたら、子供たちが3日から5日まで、家内の実家へ泊りに行ったときに、検見川神社の破魔矢を購入してきてくれた。検見川は新婚時代5年間住んでいたところで、破魔矢もよく神社で買っていた。良かった、一安心..
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