日曜日にうちの奥さんと世田谷美術館へ「オルセー美術館展 パリのアールヌーヴォー」を見に行った。オルセー美術館のアールヌーヴォーコレクション150点が展示されているようである。オルセー美術館の元となるオルセー駅は1900年のパリ万博に合わせてできた。この1900年のパリ万博が、アールヌーヴォーのピークと言われている。
建築家エクトル・ギマールの作品が取り上げられていた。ギマールはパリの地下鉄の出入り口を設計した人物である。そう、パリの地下鉄も1900年のパリ万博に合わせて造られたのである。パリでは100年前にすでに地下鉄が走っていたんですよ。すごいですね。まあ、エッフェル塔は1889年のパリ万博で造られたのだからな。それほど、不思議ではないか。
以前、やはり上野でアールヌーヴォー展をやっていたときは、ギマールの地下鉄の駅が実物大で飾られていた。このときはやりすぎだなと感じたが、今回は天井灯や家具などの室内の工芸品が展示されて楽しめた。
陶磁器はといえば、この1900年のパリ万博でロイヤルコペンハーゲンのマーガレットサービス(今のミッドサマー)がグランプリを獲ったのである。でも、パリではジャポニズムの影響で、すでに磁器よりもストンウェア(せっ器)が主流になっており、今回の展示でも、ストンウェアのアートグレーズ作品が多かった。磁器メーカーであるセーブルはこの時代のパリでは特異な存在だったのかもしれない。でも、セーブルのアールヌーヴォー作品も美しいですよ。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ
投稿日 2009-10-06 00:36
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2009-10-07 08:01
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2009-10-06 10:50
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2009-10-07 08:01
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2009-10-07 00:33
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2009-10-08 08:15
ワオ!と言っているユーザー