来週月曜日朝にやってくる皆既日食までの秒読みが始まっています。
既にTVニュースはその話題でもちきり。
セントラルオレゴンに向かう車が多く既に渋滞が始まっているとか。
観察用のプラスチック製サングラスは既に売り切れているとか。
ここ数日間、地元ポートランドの人々に関心のほど聞いたのですが
皆さんわざわざ皆既日食地点まではいかないようです。
「渋滞に巻き込まれるが怖くてねー」
「その日だって仕事があるんだよ」
「ここにいたって三日月ほどのかけらくらいなら見れるんだ」
地元の人は地元での世紀の天体ショーに心揺さぶられる事は無いようです。
ざっと言って15人ほど聞きましたがすべて当日はポートランドに居座るとのこと。
そのポートランドから高速を50分ほど南下すればセーラムの街で
皆既日食の中心観測地点に至ります。
本日私は観測用の天体望遠鏡を購入しました。
その日の朝ポートランドの宿から移動せねばなりませんが
さて果たしてセーラムまで何時間かかるでしょう。
今から少々憂鬱です。
毎年の我が家の恒例家族イベント、オリンピック半島へのキャンプです。
クレセントレイクの湖畔にオートキャンプ場がありそこにベースにして数泊するのが定番。
子供たちはこの湖に何度も飛び込んでますがその水の冷たさは冗談ではありません。
万年雪の雪解け水を湛えている湖ですので数分入っているだけで感覚が麻痺するほどです。
でもその水の透明度や純粋性と言ったら見事。
また新鮮な空気や原生林の常緑樹が産出する芳醇な酸素に心洗われる思いとなります。
カラカラ天気のSacramentoは気温もうなぎ登りで摂氏で40度近くあったはず。
ベイエリアに移りバークレーやアタメダでは日中でも雲に覆われていることが多い。
ひんやりとした空気が広がり体感では25度ほどか。
アラメダとはサンフランシスコ市の対岸にある小さな島でオークランド空港の隣に位置している。
その島を縦断してるのがパークアベニュー。
中心街の通りであるが、今日もここで一日の仕事が終わった。
夕食を終えてから街を散策してみると映画館が身に付いた。
映画を1本見るのもいいなぁとも考えたがホテルに直行することにした。
現在取り組んでいるプロジェクトの中の1つにEラーニングがある。
藤本先生と言う方が宗教改革500年を記念して書かれた図書をテキストにインターネット講座を開いているもの。
この本がすこぶる良く引き込まれていってしまう。
映画よりも引き込まれる。
先週のこととなりますが日本滞在の最終二日間、奈良で過ごしたことを記したいと思います。
有名な世界遺産の神社仏閣を見て回った他に、平城宮跡を自転車で回りました。
再建されている朱雀門を抜けて大通りを北上すると大極殿に至ります。
その間の広大な広野はかつ田畑だったそうですが数十年前に国が買取、現在も発掘調査が行われています。
710から70年余、都であった平城京の奈良。
そこの天皇の住居と政務の中心地に立ったのです。
大極殿にも、広大な宮の跡地にも観光客をほとんど見かけません。
おかげでゆっくりと1300年ほど前の都に思い馳せながら地元観光ガイドの方の説明を伺うことができました。
説明の中であった藤原京•平城京•長岡京•平安京と都が遷都していった1つの理由に大きく納得しました。
その要因とは「水」
平城京では平城宮を北にして南へ流れる下水道が各街路をめぐらしその総延長は710キロを越えたそうです。
ところが時に干ばつで水の流れが悪くなると都にはたちまち流れない下水道に取り残された汚物が蔓延します。
その悪臭たるや、、、おお、人々は耐えられず水はけの良い京都北西にある長岡京に移ったとか。
その長岡京は水はけが良すぎて川の氾濫も頻発する土地柄ゆえに再び遷都。
水の多く流すぎない塩梅の良い平安京で一千年以上も都が続くことになったという話。
水をキーワードにこうもすっきり整理された話を聞くと強烈すぎて消して忘れません。
奈良訪問での最大の収穫となりました。
日本滞在の最終日となりました。
奈良から関空までは近鉄もJRも通っている上にリムジンバスまで繋がっている利便性。
JRを利用することにして所要時間は1時間と10分ほど。
午前中を観光に使うことができるので春日神社と元興寺へ行ってきました。
自転車で巡ったのですが、今日も暑い暑い。
そして出会う観光客の8割以上はザックリ言って韓国や中国からのアジア人で占められているように見えました。
約40年ほど前の中学校の修学旅行で来たとき、
観光客と言えば日本人しかいなかったように記憶するのですが世の中は変わったものです。
奈良に行ってきました。
8世紀に平城京に都が遷都されてから創建された壮大な仏閣。
ホテルの自転車をお借りして興福寺と東大寺まで行ってきました。
途中奈良公園の鹿に遭遇し子供たちは大喜び。
シカせんべいを丁寧に喰む姿も可愛らしくカメラ片手に1日中そこに過ごしたいと言い出す有様。
オイオイ、せっかくここまで来てシカだけを拝んで世界遺産を見ないっていう手はないだろう!
暑いなとか疲れたとかヘレヘレの子供たちを追い立てながら何とかか東大寺南大門に到着。
帰りの数キロの道のりは人力車を利用しました。
車夫若干21歳の大学生。
汗だくになりながら働いている仕事に感動です。
日本の若者も捨てたものではない。
今日の忍者は地元高校で英語教師に変身です。
小学校からここ山形で体験入学を続けているだけあって顔見知りも多く、かなり打ち解けた感じ。
米国では二人ともに高校生。
Kanazawa巡りをしてから山形入りです。
金沢市内には忍者寺があるのですが先回連れて行ったからもういいかな。
沈む夕日は山形新幹線から
忍者修行は今も継続中です。
先週は灼熱の熱帯ジャングルでしたが今週は極寒の高山に移動しました。
暑さにも寒さにも耐えて自らの持っている潜在能力を100%開花させる忍術を取得せねばなりません。
ニンニン。
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