パワポを駆使しながら、説得力あるれる講演
勉強熱心な皆様からは質問も続出
今月のオーナー会の講師は
森本貴義さん:
株式会社リーチ 専務取締役
関西医療大学 客員教授企業人
川崎病支援研究所 理事
森本貴義さんは2012年までシアトルマリナーズで
選手のアスレチックトレーナーとして活躍され、
WBCの日本代表トレーナーも務められた。
森本さんは2013年に拠点を日本に戻し、
現在は月に1度アメリカにスポーツ選手のトレーナーとして来米。
著書には、「一流の思考法」、「カラダ X ココロ 改善計画」など。
今回は
「これまでのトレーナー人生で学んだスペシャルスキル」
と題して講演を賜った。
「昨日の夕食は何だったか」という、
過去の事例を問われた時
人の目は左上をさ迷う。
(右利きの人の場合)
「来年の今頃は何をしているか」
との将来の事例なら
人の目は右上をさ迷うと言う。
そんなことを隣の人同士と実験しながら
目や表情が伝達する分量は
言葉だけが伝達する量(約7%だそうです)
を遥かにしのいでいることを証明して見せてくれました。
マリナーズの一朗選手、長谷川選手などの
一流選手をトレーナーとしてサポートしてきた実績から
困難な相手であってもコミュニケーションを成立させるための
薀蓄をご披露いただいて
「へぇ~、、」
「う~ん、、」
「ワッハッ」
などの感嘆がもれ続けた1時間でした。
森本さん、貴重なお話をありがとうございました。
今後のご活躍をお祈り申し上げています。
遥々と中国からシアトルを経由してポートランドに届いた荷物
先日、中国からの荷物を自宅で受け取り損なった。
家族でハイキングへ出掛けた後に配達されて、そのタイムラグは約20分。
DHLと言う運送会社で、そのHPを見ると転送をしてくれるらしい。
「米国内ならどこでも、無料」とある。
未経験のことで不安に感じたが、
HPでその転送手続きをやってみた。
ものの5分しか、掛からなかった。
それから二日後、見事に滞在先のホテルにまで届けてくれた。
ホテルは、南のオレゴン州ポートランドにある。
この国の物流システムを見直した。
夕食の弁当はshebellから
腹ごしらえをしてからセミナーが始まります
12月のシアトル・オーナー会の幹事役は私。
初めての幹事役となり、
緊張しながらも会場や夕食の確保、出欠の確認等をしてきた。
会場はホサナ教会にお越し頂いた。
セミナー講師も私自身が務め、
「ユダヤ教・イスラム教・キリスト教について」お話させていく。
活発なご意見や質問が多く寄せられて、実に有意義な時を持たせていただいた。
気づけば、1時間半を超えて話したことになる。
普段は考えることも少ないだろうと思っていた宗教について、
少なからぬ関心を持っておられる方々が多いとは意外な発見であった。
Pacific Place 平日のためかガランとしています。
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■ どちらの道を選ぶべきか
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本日は、シアトルのダウンタウンにあるモール・pacific placeにまでやってきました。
ここに踏み込んだのも、何年振りとなります。
ショッピングはここでしたことはないのです。
ここの地下駐車場を利用するためです。
6番街か7番街に出るか、帰りの出口には二つの選択肢があります。
「あれ、次の目的地へはどちらが良かったかな?」
「一方通行の通りはどちらだったかな?」
出口付近に近づくと、これまでしてきたように頭の中がグルグルと回転を始めるのです。
我が家の洗濯機ほどの高速回転をさせました。
しかし、これまでのように結論が出ない。
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■ とにかく決断しなくてはならないのが人生
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そう、「あれにしようか、こちらにしようか」と
決断できないまま延々と悩み続けていた、
その5分前にお会いした顧客と同じ。
しかし私のそのときの問題は、岐路が数メートル先に迫っていること。
忍耐してその優柔不断さにお付き合いをしている優しい営業マンのようにはいかない。
現実の世界はもっと厳しいぜよ、オバハン。
「イエヤ」
と、当てずっぽうにハンドルを切ったものの、それは正解ではなかった。
あーあ、一方通行のため大回りをしなくてはならない。
これもまた、今までと同じケースであった。トホホ。。
えっ?
件のオバハン顧客はどうしたかだって?
彼女には決断できそうにないので、私のほうから決断して差し上げました。
「貴方にはお売りしません」という決断でした。
私たちの毎日は決断の連続です。
時に失敗もあります。
でもその失敗を繰り返すうちに、学習し、成功精度の良い決断へと磨かれて行くものです。
この私だって、あの駐車場へあと10回も通えば、悩まずに正しい道を選べるようになります。
それには失敗の場数を踏むことも大事です。
決断自体を恐れていたら、前に進めないのです。
ところで、聖書は人にとって最大の決断が何であるかを教えています。
~あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。
わざわいの日が来ないうちに、
また「何の喜びもない」と言う年月が近づく前に。~
(伝道者の書 12:1-2)
この聖句の「若い日に」とは、あなたの現在で最も若い日のことです。
それはつまり、今日のことですね。
今日のこの瞬間、正しい決断に導かれますように。
天の父の祝福をお祈り申し上げております。
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TAXシーズンとなりました。
確定申告の締め切りが今年も変わらず4月15日。
これは分かってました。
そこで、そろそろその書類をやっつけよう、
そんな風に考えていること数週間。
皮切りが難しい。
ようやく本日、始動しました。
一度書類との格闘を始めればしめたものです。
エンジンがかかれば、後は進むだけ。
家の芝刈り機のようなものです。
さて、これからその書類と付きうことにします。
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■ オーナー会に参加
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本日はシアトル・オーナー会がありまして行ってきました。
シアトル地区の日本人自営業者の集まりで、
私も昨年から加わっています。
牧師も立派な?自営業者です。
毎月、各業種で活躍している人を招いてお話を伺い
研鑽とネットワーク作りに役立てようとの趣旨で、
本日は16名が集われました。
日本食のお弁当を頂きながら、
お互いの近況を報告し合います。
それから講師の講義となるのですが、
本日の講師は
横尾比呂路 さん (Orca Beverage Soda Works)
http://www.orcabeverage.com/
でした。
炭酸飲料を顧客の要望通りに制作される会社を育てて来られました。
簡単な略歴は、
73年福岡生まれ。佐賀大学経済学部卒。
父親は不動産業を経営してますが、
あとを継がずに、ご自分の天性を活かす道を探すことを決意。
大学卒業後、IBP・UWプログラム参加を大学3年時に決定。
渡航費や学費捻出のため卒業後、
居酒屋、クラブ、酒屋のトラック運転・配達など
多くのアルバイトに精を出す。
そして24歳、人生で初めて乗った飛行機でシアトルに。
1年後のIBPプログラム終了する頃、
オルカで3ヶ月間のインターンシップで働く。
製造、会計、配達、、、あらゆることを一通り経験し、帰国後の起業に備える。
帰国のための航空チケットを購入した後に
同社社長からヴィザ、渡航費を出すので働いてくれないか、と依頼が来る。
99年に再渡米して
同社に正式に就職。
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■ 顧客に感動を与える仕事
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オルカで15年携わった期間、
192種類のソーダ飲料をこれまでに作り、
そのうちの129種類のレシピはオリジナルで作成する。
78種類のソーダは、今も市場で販売されている。
同じソーダ水を日本で販売するには
日本人に合うレシピを使わねばならない。
味に関して米国では糖度を12%としているものを
日本では8%。
糖度を上げ、酸味を低くすることでフレイバーを上げる。
(米国人好みのメリハリの聞いた味に仕上げる)
冷やした飲料は甘みを感じない。
暖かなコーラは甘過ぎて飲めない。
Investor を入れると、自分たちのしたいことができなくなる。
現在も夢を追求中。
正社員としてメインで働くものが5名、
十数人のパートが2シフトで工場を運転中。
1日の生産量は、2000ケース ✖24本ほど。
お話では、
聞いたことのない炭酸飲料名やメーカー名がポンポンと飛び出したり
顧客希望の味に仕上げるための工夫の数々を拝聴して
その奥の深さに驚くばかり。
今後は、
誰もやっていないことを日本で売り出して行きたい、
日本にないアメリカ飲料をこれから普及させたいとの
ヴィジョンを語って下さいました。
米国で普及しているルートビアをどうしたら日本で売れるようになるか、
という戦略や
ここでしか聞けないような企業秘密も。
少しだけサーヴィスすると、、、
(と書いて以下5行ほど書いたのですが、
それはやはり企業秘密なので、掲載に待ったがかかりまして削除しました。)
横尾さんのお話しぶりは、実に楽しそうです。
ご自分の調合・制作した飲料水が市場に出回るのが
醍醐味であられるように拝察しました。
時には、感想を直接ぶつけて来る客もいるそうで
そんな時、直接電話口に呼び出されて
「これはいいよ、すごいよ!」
と褒められると、うれしくてもう、感動。
ご自分は職人タイプであるのを再認識されるとか。
学生時代にアルバイトでしたバーテンダーが原体験となっているようです。
顧客の望む味付けを工夫して製作、それが当たって喜ばれた時の感動。
横尾さん、実に良いお話をありがとうございました。
今後のご活躍を期待しています。
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ハーレム地区
125丁目とレキシントン通り
マンハッタンでの移動は主に地下鉄を利用します。
黒人街とも言われているハーレムへ行く途中のことでした。
改札口で直前の人が乗車カードを機械に何度もスライドさせているのですが
いっこうにゲイトは開かないのです。
「料金が不足しているんじゃないの?」
背後で心配している私。
駅から出て来る人の波が収まるのを待って並んだ後だっただけに
多少ともイライラしてしまったのは確かです。
「何をグズグズしているの、おばさん」ってな気持ちで ^ - ^
そのおばさんは5-6回ほどもスライドを繰り返すと、
突然ゲイトがグリーンに変わり
ホームへ入って行きました。
続いて私の番。
カードをスライドさせてもビッー
という警音のみで開きません。
焦る私。
何度も繰り返しました。
繰り返せば、先ほどのおばさんのように開くだろうとおもって。
後続の人達は私の改札マシンを避けて
隣から次々にスキャンを終えてホームへながれていきます。
ホームから隣の改札を抜け出てきたある人が
私のもがきに気づくと
胸ポケットに手を伸ばしながら
小さな言葉を発したよいに聞こえました。
彼は自分の乗車カードを取り出すと
私が格闘している機械にスライドさせたのです。
「えっ??」
瞬間、私は何が起こったのか分からなくなりました。
数秒後、我に帰った私はとっさに言葉を発していました。
Sure?、、、、Thank you、、、、、
すでに立ち去っている
彼の声が、遠くから聞こえました。
Oh,yea. No problem.
たった今、私は数秒間を失ったと思って不機嫌に陥ろうとしていたのに、
彼は身も知らない私のために
彼の貴重な数秒間を使ってくれた、、、
しかも私の乗車料金まで支払ってくれた、、、
彼の善意を受け取るに相応しい人間かどうかも分からないままに、、、、
私は自分のことが恥ずかしくなりました。
同時に
心が湯たんぽで包まれたような
暖かさが込み上げて来ました。
私たちの資本主義社会は、
自由競争を原理としています。
そこでは「効率」が成功の物差しとして大きな要因となっています。
どれだけ大きな成果を収めるか〜コストを抑えて利益を上げるか?
どれだけ早く目的地に辿り着けるか〜時間と資産は最大利益を産むものに投資する。
しかし、
この資本主義至上の価値観だけでは
大切なのを失ってしまうような気がします。
その価値を追求しても
あの湯たんぽの暖かさは
湧き上がってないでしょう。
例の人は浅黒い皮膚をした小肥りの50代くらいの男性でした。
最後に聖書の一節の引用です。
27 あなたの手に善を行う力があるとき、 求める者に、それを拒むな。
28 あなたに財産があるとき、あなたの隣人に向かい、 「去って、また来なさい。 あす、あげよう」と言うな。 (箴言 3:27-28)
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寿司の握りを実演。
この後、100名ほどの参加者に
オリジナルMIKUNI ROLL
を振舞ってくださいました。
通訳者を介して、「MUKUNIの奇跡」。
九州・天草での生い立ちから渡米、幾多の試練を乗り越えて
アメリカンドリームを達成、その後の失敗、
そして今後の夢まで語ってくださいました。
荒井太郎氏による講演備忘録
MIKUNIレストラン社長
http://www.mikunisushi.com/en/
かつて28の鍵を持っていた。
8店舗のレストランを始め、事務所や倉庫関係など、、、
これらすべてをマネージャーに渡すことにした。
経営者としての仕事に集中するため。
現在では自家用車の鍵だけを携帯。
ブランディングをどうしたらよいか?
鯛の寿司では、鯛そのものを出している。
他の店では鯛に見せかけた安物の白魚をひっくり返して出すところが多い。
マーケティングはどうするか?
Judgement day として
弟との競演。
二人で寿司を握り、
製作者を知らせないまま、
どちらの握りが優れているかを
お客に判断してもらうもの。
サクラメントには300を超える日本食レストランがあるが、
16年間連続でサクラメントマガジンによる読者選考の
ベスト日本食レストランに選ばれてきた。
多くの従業員を束ねるマネイジメントとは?
200ページのシェフ用マニュアル本を作成した。
仕事の手順がすべて明らかにされていて
達成したスキルに応じて昇給できる仕組みを構築。
それまでは
「どうして俺の給料があの人よりも少ないのか」
等の苦情を明け方まで受けたことがある。
そのマニュアル本完成以来、苦情はなくなった。
昇給のためには、スキルテストと書面テストとがある。
Faith book
従業員に、家族にコミュニケーションの道具として
ほぼ毎日利用している。
その日教えられた聖句を書くので
そう呼んでいる。
先週、1号店が火災に遭い
すべてを失った。
天井や壁、カウンターや配管のすべてを取り換えなくてはならなくなった。
それでもこれを信じている。
God has a reason
Everything is under God' care.
毎日朝起きるのが楽しい。
課題や挑戦は多いけれど、
楽しいことを仕事にできるのは
生きがいがある。
My life is the "Dream Roll".
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