羽田でのチケットカウンターで
日本入国時に機内の座席ポケットにおき忘れた
スケジュール帳のことを聞いて見た。
日本での初日の滞在先でそれに気付いたが、
その瞬間、天が瓦解していくかのようなショックと失望に襲われた。
ビジネスの出納帳としても使用しているため
それがなくては今年前半分の税務申告が不可能となってしまう。
デルタのHPにある紛失届を真っ先に探し出して提出したが
先方からの発見の報せはなく、半ば諦めていたのだった。
「もしも発見できたら搭乗ゲートにお持ちします」
とのカウンター女性職員の優しい声に一縷の望みを託した。
そこに行って問い合わせると
「見つかった様です。
今、こちらに運んでもらっているので
先にご搭乗になってお待ちください。」
(o^^o)
清楚で小柄な日本女性のそのお言葉が
天使の声のように聞こえた。
機内の座先に座っていると
日本人の乗務員が置き忘れた状態のままの手帳を届けて下さった(^O^)
思わず歓喜の叫び声を発すると
隣の娘にたしなめられる。
それでも嬉しさを抑えきれないでいると
側にいた米国人乗務員が雄叫びの声を合わせてくれた。
実際、その手帳やそこに挟んであった書類は
パスポートよりも重要なものだった。
パスポートは再発行してもらえても、
手帳に記載された情報は再生不可能なのだから。
この後、この3つの座席シートをベットにお休みタイム
雲間から見えるのがオリンポス山
日本のW杯第3戦がこの日の午後に始まった。
自宅に
シアトルレイン選手の奈穂さんとトレーナーのさんとが来てくださり、
共に応援したがなでしこジャパンのようにはいかない^_^
その後、空港まで家内に送ってもらう。
長女との二人だけのしばらくの日本訪問である。
昨年から就航開始したシアトル・羽田間の直行便。
昨年もその前の成田行きの際も、いつもこの時期は満席だったと記憶しているが
今回は空席が目立つ。
チケットが通常よりも7-8割ほど高くなったためだろうか。
これ幸いとばかりに
3人がけの中央列を一人独占させてもらう。
腰痛の気配を感じ始めた身体には
これから横になって休めるのはありがたいこと。
クレープ店の店先で、音楽を楽しむ人たち。
感覚としてシアトルよりも50%ほどゆっくりと
時計が回っている感じにさせられます。
再びベーリンハムへ。
長女にクレープを
その隣の店で長男にはバーガーを
夕食に買うために立ち寄った。
チェーン店には出せない
ホームメイドだから出来る
こだわりの味と
くつろいだ雰囲気があった。
ゴールデンゲートブリッジ
カリフォルニアへのフライトは常に夜の最終便を選んできた。
今回は10年振り以上となるが、
7:45AMのフライトで出立。
はたして早朝の5時台なんて起きれるか不安だった。
前日の予行練習では見事に失敗。
睡魔に勝てずに二度寝したら飛行機が飛んでいる時刻となっていた。
そこでこの日は二つのアラームをセット。
何としても起きねばならない。
すると、どうだろう。
不思議なもので朝の3時に目が自然と覚めてしまい
以後、眠れなくなってしまった。
いつもはあんなに眠いのに、、、
2時間以上もあるのだからゆっくりと寝れば良いのに、、、、、
起きれない不安感がそうさせるのか、
ついにアラームの世話にならないまま床を這い出る。
大して眠くもない。
そのまま5:45AMに迎えに来たタクシーで空港へ向かう。
心配や不安があると人は眠りたくとも眠れなくなるらしい。
朝まで起きずに熟睡して来たこれまでの私は
しっかりと支えられていたのを知った。
充てがわれた朝食パッケージ
このカーテンが日光完全遮断の優れものだった
サンフランシスコのミッションストリートから1ブロックのホテルに滞在。
ここの厚手のカーテンは日光を完全に遮断。
よって寝過ごしてしまった。
路上駐車してある車が気になる。
パーキングメーターは朝の6時から作動しているはずだ。
すでに数時間が経過している。。。。
駐車違反切符を切られてしまっているだろうか。
慌ててホテル玄関前のドアから飛び出してみると
駐車違反を取締る小型自動車が目の前を通り過ぎて行った。
それがやってきた方向に私の車が停めてある。
「やられた〜( ̄▽ ̄)」
諦めムードで車まで行ってみると
フロントガラスは丸いままだった。
封筒の差し込まれた出っ張りなく、
助かった〜、と安堵。
この街の取締りはかなり緩いようだ。
シアトルでは先週、28分オーバーで$47の罰金を課せられたばかり(≧∇≦)
ホテルフロントに戻ってみると
箱詰の朝食が用意されていた。
嬉しい恵みの第2弾であった。
9階に陣取ることが出来た
滞在しているホテルで夕刻、歯を磨いてるときだった。
突然、「パチッ」
という音とともに停電。
私の部屋だけではなく、ホテル全体が停電となっているらしい。
仕方ないので、隣のビルの体育館へ行った。
そこも停電しているが、ウエイトなどの器具は使える。
だが15分もすれば、係員が停電のため建物を閉鎖すると告げてきた。
そこのホテルの全ブロックが停電していることが
建物に灯かりが見えないことから分る。
仕方ないので
隣のブロックまで車を飛ばして
ホテルのラウンジに陣取った。
ジュース1杯を注文して
そこをオフィス代わりとして使わせてもらう。
突然の停電であっても
どうにでも対策は立てられる。
ところが、世の中には不可抗力のものもある。
その最大のものとは何か?
全ての人がお手上げ状態にならざるを得ない
人間歴史最大の重要事件がやがてやって来る
と聖書は告げる。
その突然さ、
その不可抗力さ、
それに対する人の無力さ、などから
「ノアの箱舟」の際の大洪水にしばしばたとえられているもの。
そう、主の再臨である。
主イエスが再び天からこの地上に来られるときのことである。
主よ、早く来てください。
「36 ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。
天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。
37 人の子が来るのは、ちょうど、ノアの日のようだからです。
38 洪水前の日々は、ノアが箱舟に入るその日まで、
人々は、飲んだり、食べたり、めとったり、とついだりしていました。
39 そして、洪水が来てすべての物をさらってしまうまで、
彼らはわからなかったのです。
人の子が来るのも、そのとおりです。
40 そのとき、畑にふたりいると、ひとりは取られ、ひとりは残されます。
41 ふたりの女が臼をひいていると、ひとりは取られ、ひとりは残されます。
42 だから、目をさましていなさい。
あなたがたは、自分の主がいつ来られるか、知らないからです。」
(マタイ 24:36-42)
翼の下に小さくスペースニードルが見える
Kellyと3女
この後空港では一足先にシアトル入りしていた夫のミーコが迎えてくれた
オークランド空港で偶然にも
義姉のKellyと姪の3女にばったりと出会う。
彼らもまたシアトルへ行く途中。
イースターの休暇を家族そろってシアトルで迎えるため。
夫君だけは一人ドライブして来ることになっている
盆と正月が日本人にとって帰郷のトラベルシーズンなら
米国人にとってはそれが
クリスマスとイースターとなるようだ。
まだ陽光明るいうちにシアトル上空に帰るのは久しぶりである。
思わずカメラのシャッターを何度か押してしまった。
この週末が桜祭りのサンフランシスコ
サンフランシスコの桜祭りがこの週末に日本町で開催される。
先週からの2週にわたって開催されるあたり、
シアトルとは日系人コミュニティの規模の大きさを知らされる。
地元フリーペーパーで
今年選出された「桜クィーン」のお顔を拝見。
「え、ほんと?!」
(いやはや申し訳ありません、つたない、意味不明の表現)
先ほどスカイプしながら我が娘に言ってのけた。
「お前のほうがいけてるよ。
将来、クィーンは確実だ!!」
我ながら、まさに親ばか。
シアトルの桜祭りは来週となっている。
江戸時代の漂流民の一人、音吉の生涯がメインの舞台となっていて
それは見逃せない。
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