羽田でのチケットカウンターで
日本入国時に機内の座席ポケットにおき忘れた
スケジュール帳のことを聞いて見た。
日本での初日の滞在先でそれに気付いたが、
その瞬間、天が瓦解していくかのようなショックと失望に襲われた。
ビジネスの出納帳としても使用しているため
それがなくては今年前半分の税務申告が不可能となってしまう。
デルタのHPにある紛失届を真っ先に探し出して提出したが
先方からの発見の報せはなく、半ば諦めていたのだった。
「もしも発見できたら搭乗ゲートにお持ちします」
とのカウンター女性職員の優しい声に一縷の望みを託した。
そこに行って問い合わせると
「見つかった様です。
今、こちらに運んでもらっているので
先にご搭乗になってお待ちください。」
(o^^o)
清楚で小柄な日本女性のそのお言葉が
天使の声のように聞こえた。
機内の座先に座っていると
日本人の乗務員が置き忘れた状態のままの手帳を届けて下さった(^O^)
思わず歓喜の叫び声を発すると
隣の娘にたしなめられる。
それでも嬉しさを抑えきれないでいると
側にいた米国人乗務員が雄叫びの声を合わせてくれた。
実際、その手帳やそこに挟んであった書類は
パスポートよりも重要なものだった。
パスポートは再発行してもらえても、
手帳に記載された情報は再生不可能なのだから。
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