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おんころカフェは、てつがくしゃと図書館司書による対話の場です。
図書館司書原さんによる今日の選書。
ほぼ毎回参加してくださる方。
時々参加の方。
初めて参加の方。
で、今年最後ということもあって「どんな1年だった?」ということをシェアしました。
・探し物をしている感覚で本を読んでいた
・がんがわかって、大変だけどその裏にはいいこともあった
・政治、技術などの転機を感じた
・いのちの有限、ちっぽけさ、愛しさ、いのちが手元にあることを感じた
・世の中に巻き込まれていない、ゆっくり動いて見えた
・自分の体調、世の中も良いことはなかったけど不幸じゃなかった
・おこもり生活で雨が降っても楽しいと感じるようになった
・最後まで自分の好きなことをした患者さんの話を聞いて、自分も動いてみようかなと思い、好きなところへ行ってみた。これからも生きていたいと思った。
てつがくしゃの菊地先生もおっしゃっていましたが、おんころカフェは月に1度、90分の時間だけだけど、そこで、他の人と対話することで気づいたことがみなさんの生活にちょっとつながってるんだなと感じるところもありました。
図書館司書、原さんの紹介図書も毎回好評で、さっそく1冊貸し出されていきました。
来月は1月23日(土)10:30から。
テーマは「贈り物」です。
小児がん経験者と家族の会くるみカフェ
お子さんは成長してゆくし、パパママも働き盛り。
みなさんの状況によって、はなうめの協力具合も変化します。
2年ほど、くるみカフェの運営全般をお預かりしていましたが、来年度からはまたみなさんの元に舵をお返しすることになりました。
といっても、毎月第3土曜日の午後に、はなうめで開催することは変わりありません。
先日の青年部に成長したくるみOGが参加してくれました。
そんなつながりも大事にしながら、くるみカフェのみなさんを応援してゆきたいです。
毎月第1、第3金曜日の午後はハローワーク金沢から、就労ナビゲーターの藤本順子さんが来てくださっています。
利用してくださった方がバタバタと就職してしまい、嬉しいやら寂しいやらと話していたら、卒業生?が休憩時間に顔を出してくれました。
ブランクの後の社会復帰ですから、毎日クタクタだそうですが、イキイキしていましたよ。
お仕事できていいな〜という、おやすみ中のみなさんも、焦らずゆっくり参りましょうね。
個別に相談のある方はご予約が必要ですが、毎回持ってきてくださる求人情報を眺めに来るだけでもOKですよ。
こちらはいつも置いてあるので、いつでも良いのですが、第1、第3金曜日はお仕事のことおしゃべりしながらカフェタイムといきませんか?
失業保険受給資格者証をお持ちの方は、持参いただけると、求職活動として認められます。
次回は1月15日14:00〜16:00です。
毎月第3水曜日の午後は虹をみた会。
再発や転移を経験した方限定の時間です。
バタバタとキャンセルがあり、来所1名、オンライン4名でお話ししました。
虹をみた会は医療ソーシャルワーカーが同席しているため、先月話題に上がったマイナンバーカードを「申請したよ!」という報告もありました。
今日は気に入っている詩や文章をシェアしました。
・静穏の祈り
・「あるがまま」ということ
・方丈記
・旅に病で夢は枯野をかけ廻る芭蕉の句
・ロルカ「夕暮れの二つの月」
・今ここをどう生きるか
・たとえ明日、世界が終わりになろうとも、私はリンゴの木を植える
前の朝ドラ「エール」や童謡の話題も
・栄冠は君に輝く
・七つの子
・大地讃頌
・不機嫌なモナリザ
詩やちょっとした文章、曲に慰められたり、響きすぎて切ないこともあったり。
それでも、人生には大切なものなんだと思いました。
いろんなお話をしましたが、今日の虹をみた会のみんなのまとめはひとつ。
コロナ禍を生き抜く!
はなうめの日帰りバス旅行もみんなで行きましょう♪
ここのところ、同じような写真が続いていますが…
今日は緩和ケア全般について、済生会金沢病院の緩和ケア病棟長でもある、龍澤所長からの話題提供がありました。
終末期のがん患者さんが利用するイメージが根強いのですが、疾患を問わず生命を脅かす疾患に関連した問題に直面している患者さんやご家族の苦痛を予防・和らげることとされています。
昨日は薬剤師さんから、症状を緩和する医療について教えていただいたので、今日は緩和ケア病棟や在宅医療といった「どこで、どんな風に過ごすか」というところに、みなさんの関心があったようです。
◉今日のポイント
○石川県には緩和ケア病棟が3つある
・石川県済生会金沢病院
・城北病院
・小松市民病院
○費用は保険適応で、高額療養費制度も適応される。
○一般病棟との違いは、面会時間などが比較的自由、外出外泊が比較的自由、家族がつきそうベッドや部屋がある、自宅療養中に調子が悪くなった時に緊急入院しやすいなど
○自宅療養していて、家族がちょっと休憩できる「レスパイト入院」ができる
○緩和ケア病棟の入院相談をしたからといって、必ずしも入院しなければならないわけではない
○入院相談、緩和ケア外来への通院とがんの治療を行なっている病院の両方通うことが可能
○済生会病院の緩和ケア病棟では
・2割ほどの方が、自宅に退院されている。
・現在(2020年12月)は新型コロナウイルス感染症の対策として、面会と外宿泊については人数、時間を制限している
・面会しづらいことを理由に在宅医療を利用するケースもあるが、急増している印象はない
◉参加者さんからは、こんな声がありました。
○退院する人がいると聞いて、そんなに覚悟を決めて入院を決めなくても良いのだと分かった。
○必ず緩和ケア病棟に入るというわけではない
○在宅医療でも、しっかり緩和医療を受けることができる
○コロナ禍が明けて、早く見学できるようになると良い
緩和ケア病棟を利用するかしないかは別として、正しく知っておくことは大切だと思います。
はなうめでは、時々緩和ケア病棟の見学ツアーもしていたのですが、この状況では叶わず、、、
早く再開できると良いなと思います。
今月の薬剤師さんと仲良くなろう!
ゲストは済生会金沢病院の薬剤部から梅下翔さん
テーマは緩和ケアに使うお薬
毎年12月は人生の最期の時間や緩和ケア(緩和ケアは人生の最後を含みますが、そこだけではありません!)について考えるプログラムを行っています。
梅下さんがご自分で作って大切にしているという「適時適用」という言葉を教えていただきました。
必要なときに、必要なものを組み合わせて使うという意味だそうです。
緩和ケアというと痛みのイメージがつよいようですが、
それ以外にも、例えばこんなことに対応することがあります。
・消化器症状(下痢、便秘、吐き気など)
・呼吸器症状(気道に空気が通りにくくなる、呼吸困難感、胸水など)
・精神症状(不安、うつ、不眠など)
・倦怠感(だるい感じのことです)
・せん妄(意識が混乱することです)
これらが全部、みなさんに降りかかるということではありませんよ!
いろんな症状に対応することができるということです。
20年、30年前に、ものすごく苦しんだ方が身近にいらっしゃって、その印象がつよい方も少なくないように思います。
が、少なくとも20年30年前に比べると、お薬のことだけ考えても、使えるお薬の種類も確実に(覚えきれないくらい^^;)増えています。
みなさんの具体的な不安や疑問もシェアして、最後に今日の学びになったことはこんなことかなと思います。
・昔とは違う!
・苦痛は具体的に伝える。
例)「痛み止めで眠れるようになったけど、鞄を持つ時にうでがチクチクして辛い」
「手術の直後を10だとすると、今は7くらい」
・取れにくい痛みがあることは確かだが、なにも対処できないということはない。
明日は龍澤所長と緩和ケア全般のお話をします!
12月のがんと暮らしのカフェタイム
テーマは「治療費の負担が心配です〜医療費控除〜」でファイナンシャルプランナーの山窪純さんが担当。
以下、資料とみなさんとのディスカッションより。
○医療費控除とは
納税者が自分または自分と生計を一にする(つまり、日常生活で使うお金を同一にしている)配偶者、その他親族のために支払った医療費を、納税の時に控除してもらう仕組みです。
一年間(1月1日〜12月31日)に支払った医療費ー保険金などで補填される金額ー10万円(所得200万円以下の方は所得の5%)=医療費控除額
○ポイント
①「生計を一にする」は同居しているということではなく、お財布がひとつということ。
「同じ健康保険に加入している」ことでも「住民票がおなじ」ことでもありません。
所得が一番大きい人がまとめて申請します。
②5年さかのぼって申告できる。
税務署が混んでいる2〜3月に行わなくても良い。空いている6〜7月に行うのもおすすめです。
③医療費控除の対象となるもの
判断の目安は「治療のために必要という医師の判断があったかどうか」というところです。
迷ったら一応入れておいて、税務署で相談してみると良いでしょう。
こちらの記事もご参考に。
④生命保険の考え方
がんと診断されたときに給付されるものは「医療費」を補填するために支給されるものではないため、申請する医療費から差し引く必要はありません。
一方、入院や通院に対して支払われたものは「医療費を補填するため」支払われたものですので、医療費から差し引いて申告する必要があります。
⑤申告に必要なもの
実際、何を準備して、どうすればいいの?という声もちらほら。
こちらのにわかりやすくまとまっていました。
確定申告書や医療費明細書はこちらから。
⑥セルフメディケーション税制
セルフメディケーション税制は医療費控除の特例として、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人が、医薬品(要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができるものです。
医療費控除を受ける場合は申告できませんので、がんの療養中の方はあまりえんがないかもしれませんね。
たまたま、社労士に相談したいことがあったため参加していた方も「自分には関係ないと思っていたけど参加してよかった!」とおっしゃっていました。
がんと暮らしにまつわる仕組みは、聞いてみないとわからないことばかりですので、
がんと暮らしのカフェタイムは、がんと診断された方には必須にしたいくらいです!
今回のものはもちろん、すべてのテーマの資料を閲覧、お持ち帰りいただけるようになっていますので、ご希望の方はお立ち寄りください。
横になって音を響かせます。
昨日は2ヶ月に1度のオルゴールを身体に響かせる時間。
ミントレイノのオルゴールセラピスト、高田悦子さんが、たくさんのオルゴールを持ってきてくださいます。
小さなオルゴールは頭の下に敷いたり、抱えたりして、身体に直に響かせます。
知らないうちに緊張して身体に力が入っている人が多いのですが、この時間が終わると顔色が明るくなって、目がキラキラする方が多いように思います。
はなうめでのオルゴールでリラックス。
次回は2月なんですが、白山麓から来ていただいているので、雪が降りませんように!
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