ゴルフを終えた僕は、大阪方面への高速を流していた。 M6はいつもの軽やかなペースで、心地よい世界へ導いてくれる。 思えば、これほど長期間・積算ん距離を共にしたマシンは、これが初めてだ。 アクセルを踏んだ時の加速感、コーナリング感覚が、僕の感覚とマッチしていたから、このマシンを長く所有してきたのだと思う。 そのM6との時間も間もなく終了する。 名神高速と合流時に、サイドミラーにはE46が迫るのが見えた。 既にMボタンを操作し、臨戦態勢に入る僕のサイドに並ぶその姿は、鮮やかな黄緑色のE46型M3だった。 すぐさま車線変更し、刺激しない程度の車間距離を置いて後ろにつく。 車両の挙動から、サスペンションは大幅に固められていることが分かる。おそらく、他の部分もチューンUPされているに違いない。 2本続くトンネル内では、2台のエグゾースト・ノートが反響する。 トンネルを抜け道路状況が変わると、M3が動いた。 そこは右ルートと左ルート各2車線が合流し、一番左側の車線がなくなり3車線になる場所だ。その左側車線のわずかに残された距離で大型トラック群をパスする賭けに出たのだ。 僕はV10エンジンの圧倒的な加速を利用しながら、右車線と中央車線を縫いながら確実に前に出て、M3のテールを逃さない。 最初の一発は度肝を抜かれたが、M3のドライバーは冷静に状況を判断しているようだ。 2台のMマシンは日曜日の高速道路を走る一般車両を、圧倒的な差速度で鮮やかにパスしていく。 E46型M3:tomoasaが乗っていたのと同型のマシン。 奴が今も生きていたならば、この至福の時を今も共有できたに違いない。 ラストバトルはM3と。 世界屈指の性能を誇るこのマシンのステアリングが、正直愛おしい。 またいつの日か、M6のステアリングを握る。 その日の為に、僕は頑張っている。 ただそれだけ、単純な目的の為に。 「走り屋ZAKI」の本性。 それは昔から何も変わってはいない。 これはフィクションです。
【BMW F11 535i】 間もなくMシリーズからの都落ちが確定した僕なのだが、当家には「吊るしの車に乗ってはいけない」と言う伝統があるため、次の足車もカスタマイズする事になる。 F11に対するパーツはまだ少ないのだが、シュニッツアー vs ハーマンのスポイラーは使えそうだ。 現在のM6もシュニッツアーで武装している。 スポイラー効果は「わずか」ではあるものの、悪影響は出ていない。 かつて、E65(7シリーズ)にハルトゲのカーボンリップを装着したときは、効果がない上に、高速でバンプするとリフトするというとんでもない事態が起きた。 ハーマンの形状は、「何も効果がない」ように作られているように見えるが、ハルトゲ同様の悪影響が出そうな形でもある。 今回もやはり、シュニッツアーか?
KUMA氏の筋トレ・トレーナーであるdote氏は、当然ながらぶろぐるで知り合った。 しかし、dote氏はこのブログメンバーである「アリエス」の本店、心斎橋「アルゴ」のお客でもあることを後から知る。 当然ながら、僕のヨットの師匠である「アルゴ」のマスター世古氏もdote氏を知っている。 なおかつ、僕がニヌハチームで出場した、沖縄サバニレースにも出場経験があるそうだ。 そして、僕がほぼ毎年参加している飛騨の日本酒の会会場となる、「あぶらむの宿」の大郷氏が沖縄サバニ大工の新城氏を招いた時には、その場所で沖縄サバニ造りを見学されているようだ。 新城氏は僕がオーナーである「ニヌハ2号」を建造したその人だ。 どうやら、僕らは出会うべくして出会ったようだ。 そんなことは全く知らず、当日が初対面のdote氏に、2周目のハンドルを託す瞬間。 ドラマの第2章はサーキットではなく、ビジネスなどの世界でも始まりそうな予感がする。
【弟子屈金脈】 北海道の調査会社が、弟子屈町の国有林に深さ3メートルの穴を掘り、300〜500グラムの岩石を採取した。カナダの調査会社に分析を依頼したところ、74個のサンプルのうち6個から1トンに換算すると30グラムを超える金が含まれている、という結果が出た。 世界の主な金山の1トンあたりの金含有量は5グラム程度。弟子屈はその6倍以上だ。 また、同時に多くのレアメタルも採取したという。 ・・・ウチにも弟子屈町の国有林に隣接する場所に、18ヘクタールの土地があったような。。。。 敷地の中から煙を上げる活火山が見える、絶好のロケーション! 自然動植物との出会い、そして摩周湖の雄大な風景がすぐそこに! 掘れば温泉が湧き、金やレアメタルの夢が膨らむ、一攫千金リゾート。 今なら、破格の5000万元で売却! いかが?
6時間の耐久レースとなると「まあ、そんなに慌てなくても・・・」と思いがちだ。 しかし、例えば座間味島のサバニレースは、「スタート後5分の順位がゴールの順位」と言われているように、このレースも1周目の順位がほぼゴールの順位となる。 スタート1周目はチームの総合力。 耐久レースとはそんなものだ。 かつてF1レースも開催された岡山国際サーキット(旧TIサーキット)は、1周3.7km、高低差約30m。 非力な我々が、タイムを縮める事の出来るポイントは限られている。 もし、一人一人が平均時速を1km/h向上することができるならば、順位は大きく向上する。 だが、その逆も然り。 6時間を戦う事は、秒単位の戦いの積み重ねなのだ。
極寒の中を6時間、ままちゃりでサーキットを周回する事に、何か意味はあるだろうか? 何の意味のない事に、熱くなる瞬間。 仕事でもなく、簡単に遊びと言えるほど楽なものでもない。 過酷、超過酷な状況。 実はこの中に、究極の遊びがある。 人は生きている時間に限りがある。 その生きている時間の中で、己の魂をどこまで歓喜させる事ができるか! 人生はそういうポイントを集めるためのゲームだ。 ゼッケン2番 スタートの瞬間、NEVADA2のペダルを蹴るのはMt.zaki! 今年も、仲間たちが集まった。
何事もない平和な数年が予測できた頃、リーマン・ショックが世界をどん底に沈めた。 上昇機運が感じられ、太陽が見え始めたころ、ギリシャ・ショックが世界をさらなる暗黒に沈めた。 中国の好調、そして米国株高に支えられ、いよいよ日本再生と思われ始めたころ、エジプトが混乱している。 エジプトの何が日本に影響するかって? まあ、新聞でも見るといい。 当初、独裁政権に批判的な社説を書いた一流誌も、勇み足気味だったかもしれない。 エジプトの反政府運動はムバラク政権を倒すことはできても、自分たちの求める政治を手に入れるとは限らない。 エルバラダイがうまく乗り切ればいいが。。。 この暴動が自然発生的なものなのか、あるいはシナリオがあるのか? ここ、ここ、最大の注目点ですぞ! そして僕は、博打ではなく正確な読みで駒を進めなくてはいけない。
PROOF佐藤君からは聞いてはいたが、タイドプールdoteさんは楽しい人だった。 筋肉ムキムキのタフガイ! 時折激しく雪が舞う中、半ば強引に開催された岡山ママチャリGP。 岡山国際サーキットでの6時間耐久レースだ。 岐阜からこのために来てくださったdoteさん。 厳しい状況の中、勇敢にアンカーを引き受けてくれた。 そして、店の引っ越し中、そのほかにも沢山のイベントを抱え、寝る間のない佐藤君も参加してくれた。 参加選手の皆さん、お疲れさまでした。 フリーザーの中のような強烈な寒さの中、よくぞ戦ってくれました。 皆さん一人一人の熱いがんばりが、このタイムを生んだのです。 人生には完全燃焼する瞬間が必要です。 今後もいろいろな機会を設け、完全燃焼の瞬間を共有しましょう。 まずは、身体を温めて、ゆっくりお休みください。 また明日から、現実の世界でがんばりましょう。