「メトロこうべ」の(神戸タウン)側にあり、卓球用品を販売している<T.T.S (テーブルテニスショップ)Takahashi(タカハシ)>さんの宣伝ポスターです。
以前にもこの<T.T.S Takahashi>さんの 宣伝ポスター を<神戸ご当地(198-8)>として紹介していますが、2種類目になります。
卓球競技をしませんので、ボールの直径が40ミリだということと、「シェイクハンド」タイプと「ペンホルダー」タイプがあることぐらいの知識しかなく、「ラケット」の基準としてルールがあるのは当然のことだと改めて教えられました。
「ラケット」として約300種類、貼るラバーは約100種類ほどあるようで、自分に最適な「ラケット」を探すだけでも気が遠くなりそうです。
前回の彩り鮮やかな <生け花>(94) から、今回は力強い垂直性を感じさせる枝ぶりの中に、「シャクヤク」の蕾が三つ添えられています<佐々木房甫>先生の作品です。
残念ながら今回も、分かりやすい新芽の形なのですが、「枝モノ」の種類が分かりません。
ここ2回ばかり品種を推測してみましたが、枝モノの「葉」だけを見て樹木の同定は、わたしの力量では遠く及ばない分野のようです。
「シャクヤク」の蕾が開花すれば、かなり豪華な花が楽しめそうで、枝モノとの対比がまた楽しみな構成です。
地下商店街「メトロこうべ」の(神戸タウン)側にあります、靴屋「TAPS(タップス)」の宣伝ポスターです。
「足元を見る」というのは、(弱みをみすかす)・(弱みにつけ込む)などよくない意味が込められていますが、靴屋さんのコピーとして逆手に取り、生きた言葉に代わっています。
他店と比べてかなり間口が広いお店で、スニーカー類から皮靴までと幅広く品数が揃い、身近なお店としてわたしも利用しています。
我がホームグランドである、立ち呑み<呑み処「鈴ぎん:福寿」>の宣伝用ポスターです。
<いい酒は友を呼ぶ>とのコピーが書かれていますが、年齢・職業に関係なく、数多くの呑み友達がいる幸せを改めて感じました。
反面、多くの仲間とのお別れもあり、土方の<けんちゃん>、ダンディな<シルクハットのお父さん>、寡黙な<ふくちゃん>、98歳まで呑みに来られていた <サカイさん> 、女性店長だった<千代ちゃん>等、亡くなられた方々の名前が浮かんできます。
「あれっ~ 最近あの人見かけないなぁ」と気が付きますと、3月末で退職されたりしています。
気の置けない友との一杯は、何よりの気分転換です。
今回の<佐々木房甫>先生の<生け花>は、前回の 作品 で使用されていた「日本イチジク」(「アオギリ」ではありませんでした)の枝も新芽が息吹き、再利用されていました。
白い「オランダカイウ(カラー)」が取り除かれ、朱色の「フリージア」が増やされており、斑入りの「アオキ」の葉はそのままの感じです。
当初生けられた時には、「日本イチジク」も枝だけの姿でしたが、日にちが経過すると共に新芽が次々と顔を出し、花の取り換えだけで、随分と雰囲気が変わりました。
枝モノは、やはり「葉」の姿がその植物の特性ですので、面白味がますように感じます。
今回の山陽板宿駅構内の<生け花>のご担当は、<三宅昌甫>先生でした。
使われている素材は洋物ばかりで、日本伝統の<生け花>というイメージからは、想像もできない大胆さを感じました。
黄色の花の「オンシジュム」、紅桃色の「バラ」、そして葉物としての「ドラセナ」です。
花の色彩的な面白みよりも、どっしりと安定感のある姿だと、拝花させていただきました。
地下街「メトロこうべ」で行われている表題の「ポスター博覧会」を見るべく、出向くたびにもれがないかと各店舗を確認しています。
今回は<古書・古本「上崎書店」>さんの宣伝用ポスターですが、最初はこれが「ポスター博覧会」の参加作品だとは気が付きませんでした。
左上に「ひとときの思い出は、いまも風に吹かれているだろう」とのコピーが書かれ、全面に生い茂ったススキの叢です。
じっくりと見ますと、右下にピンク色の表紙のアダルト雑誌が一冊あり、人目を避けた場所での隠れ読みだとわかり、コピーの表現とつながる構成です。
玄人好みの画面構成だと感じますが、営業内容が分かる即時性がないようにおもえ、お店の宣伝ポスターとしてはインパクトを感じませんでした。
4月16日(水)から4月21日(月)まで、新開地の【神戸アートビレッジセンター】にて開催されています、「In Sap of Forest Memory」展です。
作者は、スウェーデン生まれの作家で、日本に9ヶ月滞在し、絵画制作に励んでいた<Anita Karrman>さんです。
水彩画とドローイングが中心の展示でしたが、日本的な素材の「竹林」などを扱い、水彩画での「水墨画」的な表現を感じました、
アップしています作品は、今回の展示会の案内に使われていた水彩画で、<雨 : Beating like my heart>というタイトルの作品です。
素朴な構成の水彩画ですが、背景に「竹」の葉の生かされており、かなり日本を意識した構成だなと拝見させていただきました。
「メトロこうべ」の(神戸タウン)側にあります、<SKメガネ>さんの宣伝ポスターです。
画面に新聞(メトロ新聞)の文字がぼやけた感じで写され、「新聞を読むのがツラい。(略) メガネのせいです」のコピーがかぶさっています。
よる歳波には勝てず、小さな字にはわたしも「シニアグラス」を使用しますが、情報の90%以上は目からです。
風刺が効いたコピーと共に、お店の業種がよく分かる構成です。
生ける素材の数が少なく、すっきりとした垂直性を重んじるのが<田中とき子>先生の作風かなと見ておりましたが、今回は盛り花的な雰囲気の<生け花>でした。
主になる枝モノは、ヤナギ科ヤナギ属の<ウンリュウヤナギ(雲龍柳)>です。
中国原産の<ペキンヤナギ(北京柳)>の園芸品種で、くねくねと曲がる姿が「龍」に似ているところから名付けられ、撓めばどのような形にも曲がりますので生け花には良く使用される素材です。
副材はえんじ色と赤紫色の<バラ>、白い小さな花の<カスミソウ>、右側の下部に見えているのが濃い赤紫色の葉<ドラセナ>です。
<カスミソウ>の白い花が、<ウンリョウウヤナギ>の新芽や、はっきりとした<バラ>の花弁の色を、さらに引き立てていました。
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