ダウ平均株価(4月25日)終値4万0113ドル50セント
4月
26日
25日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日ぶりに反落して始まりました。米中の貿易摩擦の緩和期待から前日までの3日間で1900ドルあまり上昇した後で、主力株の一角に戻り待ちの売りが出ています。
<トランプ米大統領>や<ベッセント米財務長官>から、関税を巡る対中強硬姿勢の緩和を示唆する発言が相次いでいます。中国についても「米国からの一部輸入品に対する(125%)の関税の一時停止を検討している」と米ブルームバーグ通信が25日までに報じています。米中対立への過度な懸念が和らぎ、ダウ平均株価の戻りが続いた後で、25日は持ち高調整の売りが優勢となっています。
米政権の関税政策の不透明感が投資家心理の重荷となっています。米『タイム』誌が25日に公開したインタビュー記事で、<トランプ大統領>は、1年後に米国の輸入品に対する関税が(50%)に達していれば完全な勝利だ、との認識を示しました。関税が米国の消費減速やインフレ再燃を招くとの警戒感がぬぐい切れません。
ダウ平均株価は、前日比20ドル10セント(0.050%)高の4万0113ドル50セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比216.90ポイント(1.26%)高の1万7382.94で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比40.44ポイント (0.74%)高の5525.21で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比216.90ポイント(1.26%)高の1万7382.94で終えています。
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