『山中貞雄に捧げる漫画映画「鼠小僧次郎吉」』@<りんたろう>監督
11月
22日
日本映画黎明期に活躍した夭逝の映画監督<山中貞雄>が1933年に手がけたサイレント映画『鼠小僧次郎吉 江戸の巻』を、劇場アニメ『銀河鉄道999』・『メトロポリス』などのアニメーション監督<りんたろう>が<山中貞雄>監督への熱い思いを込めてサイレントアニメ化した、日本・フランス合作による短編(23分)アニメーション『山中貞雄に捧げる漫画映画「鼠小僧次郎吉」』が、2024年11月23日より公開されます。
夜の闇に包まれた江戸の町で、大富豪から富を奪って貧しい庶民にばらまく義賊「鼠小僧次郎吉」でした。夫を亡くし、幼い子どもとつらい日々を過ごす町人「お鈴」。
そんな「お鈴」を利用して「鼠小僧」の正体を暴こうとする「梵字安五郎」と「長五郎」でした。経験と勘で捕物名人と謳われる岡っ引き「勘右衛門」がいました。映画監督の<山中貞雄>は、彼らが江戸の町を舞台に繰り広げる哀愁漂う人間ドラマを夢にみています。
『AKIRA』の<大友克洋>と『YAWARA!』の<兼森義則>がキャラクターデザイン、サキソフォーン奏者・作曲家の<本多俊之>が音楽、『Dr.スランプ アラレちゃん』の「則巻アラレ」役の声優<小山茉美>が弁士役を務めています。