日経平均株価(6月19日)終値3万8570円76銭
6月
19日
19日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比225円10銭(0.58%)高の3万8707円21銭でした。
前日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が最高値を更新するなどハイテク株を中心に買われた流れで、東京市場でも半導体関連の一角などに買いが入りました。
18日発表の5月の米小売売上高の伸びが前月比(0.1%増)と、市場予想(0.2%増)を下回り、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ずれするとの見方がやや後退して米ハイテク株高に拍車がかかりました。株価指数先物主導で日経平均も上昇を強めています。値がさのソフトバンクグループ(SBG)やアドテストなどに買いが集まりました。
ただ、19日は奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日で米全市場が休場とあって短期筋の買い一巡後は日経平均は伸び悩んでいます。東エレクが下落したほか、小売りや海運の下げも目立ちました。
後場で日経平均株価は下落に転じ、前日終値から小幅に安く推移しています。きょうは米市場が休場とあって積極的な買い手が不在のなかで、日本株の上値の重さを嫌気した利益確定売りが出やすい状況でした。
終値は、前日比88円65銭(0.23%)高の3万8570円76銭で取引を終えています。