<斎藤元彦>兵庫県知事選初当選
7月
18日
<井戸敏三>知事の引退で20年ぶりとなった新人同士の争いには、<斎藤元彦>氏、<金沢和夫>氏と音楽塾経営の<服部修>氏(47)、元加西市長の<中川暢三>氏(65)、元県議の<金田峰生>氏(55・共産推薦)の5人が立候補。自民が分裂する選挙戦となりました。
<斎藤元彦>氏は、自民党と日本維新の会の推薦を受けて、<吉村洋文>大阪府知事や<西村康稔>経済再生相ら両党の幹部が相次いで応援に入り支持を広げました。
兵庫県で長く続いた副知事が知事になる「禅譲」を批判。「県政の刷新」を掲げ、行財政改革で財源を生み出して子どもへの投資を増やすことや、大阪と連携した経済の活性化などを訴えています。
前副知事の<金沢和夫>氏は、<井戸敏三>知事や多くの自民県議のほか、立憲民主党や国民民主党などから幅広く支援を受けましたが、及びませんでした。
分裂選挙となった自民党にとっては、推薦候補が当選して党本部が面目を保った形です。維新にとっては、大阪以外の知事選で初めての推薦候補の当選となりました。