米ジョンズ・ホプキンズ大学システム科学工学センター(CSSE)の集計によりますと、新型コロナウイルスによる米国の死者が11日、2万人を超え、国別でイタリアを上回り最多となっています。米国の死者数は今月6日に1万人を超え、9日にスペインを抜き世界で2番目の多さとなっていました。イタリアの死者は1万9468人。米国の死者数は3日に5万人を超えたばかりで、わずか8日間で倍増し、10万人を超えています。
中国武漢から始まった新型コロナによる被害の中心は欧米へと移っています。今後、医療が脆弱な途上国で被害が拡大することも警戒されています。世界全体の死者数は約10万8千人で、その2割を米国が占めています。
世界の感染者数は170万人を上回っています。米国が51万人を超えて依然突出しており、スペインが約16万人、イタリアが約15万人、フランスとドイツが各12万人超えとなっています。
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