沿線人口の減少に伴い、鉄道利用者が減少している状況を打開するため、国内外から観光客を誘致し鉄道の活性化と地域振興につなげるのを目的として、第三セクター平成筑豊鉄道(福岡県福智町)が2017年12月28日、同社線と同じく石炭運搬の歴史を持つ台湾鉄路(台鉄)平渓線と、姉妹鉄道の協定を締結しました。
平渓線は、台湾屈指の炭田といわれた菁桐坑の開発のため、1921(大正10)年に台陽鉱業が敷設した専用鉄道が前身です。また、平渓線の十分駅が最寄りの「新平渓煤礦博物園」は、平成筑豊鉄道沿線の「田川市石炭・歴史博物館」(福岡県田川市)と友好館の締結を行っています。
平成筑豊鉄道は、姉妹鉄道としての具体的な事業内容については、今後協議していく予定としています。
神戸近辺では山陽電鉄が台湾鉄路と 「姉妹鉄道協定」 を締結していますが、活発な活動が身近に感じないだけに、充実した事業を進めてもらいたいものです。
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