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- 今年の読書(12)『特捜本部』堂場瞬一(中公文庫)
所轄の千代田署勤務の刑事<一之瀬拓真>も、前作 『誘爆』 で、巡査部長試験に合格、第4巻目の本書から研修を終えて本庁の捜査一課に配属されています。
公園のごみ箱から、切断された女性の腕が発見され、その指に<一之瀬>が卒業した大学のカレッジリングがはめられていたので、母校の聞き込みに向かいます。
捜査一課として殺人事件は3件ほどこなしてきている<一之瀬>ですが、「とくそうほんぶい」が立ち上げられての捜査は、初めての経験です。
被害女性の身元もわかり仕事は、IT関連のライターで、、所属していたサークルの「IT研究会」の人脈をしらべだしますが、あらたな切断死体が発見され、連続殺人事件かとざわめく特捜本部です。
前作まで<一之瀬>の教育係だった<藤島>や堂場ファンならにやりとする <失踪課> シリーズの <高城賢吾>や <アナザーフェイス>シリーズの<大友鉄>などが同じ警視庁仲間として登場、ファンサービスも十分の構成でした。
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