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No.123 「1on1ミーティング」と「コーチング」は一緒なの?違うの?③

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No.123 「1on1ミーテ...

同タイトル3記事目です!
①はこちら→https://jp.bloguru.com/chie-aomori/462428/1on1
②はこちら→https://jp.bloguru.com/chie-aomori/462517/on





1on1ミーティングが機能しにくいのはなぜか



前記事で触れたように、多くは

「上司が部下の話を聴いていない」


聴けない文化が根強くあるのかもしれない。




研修等で、講師から

「部下の話を15分黙って聴いた経験がある人は?」

と挙手を求められた場合、いったいどれだけの人が手を挙げるだろう?



おそらく、聴くのはではなく、15分自分が「しゃべった」経験のある人の方が多い。



なぜそんな文化が出来上がるのか?といえば


「上司自身も、話を聴いてもらった経験がない」から。



以前の日本社会はそんなトップダウン型で、うまくいっていた。

多くの場合、上司が答えを持っていて、部下はそれに従えばよかった。




しかし、今は社会情勢の急速な変化から、上司が答えを持っていない時代がやってきている。




ではどうするか?

上司に「話を聴いてもらったらどんな効果があるのか」の体感値を上げることである。



ワークや社外コーチの導入で、
実際に黙って自分の話を聴いてもらったマネージャー層からは

「話を聴いてもらうって大事なんですね」と感想が漏れる。




「話を聴く」ことの重要性やその効果を、自分自身が体感することで
部下の話も聴けるようになるのです。

「こうすればいいのか」がわかると、再現性も高くなります。



しかし、心理的安全性や信頼関係が担保されていなければ、まだまだ部下は「話してくれない」



①の記事で触れたように、部下がコーチャブルな状態になる必要がある。
「安心して話しても大丈夫」と思ってもらわなければ、話せないのです。


そのため、会社として1on1ミーティングを導入する場合

話を聴く側だけの研修ではなく、

部下にも導入の意図や目的をきちんと説明する必要がある。



上司が、自分の話を聴く姿勢を持っており、それについて学んでいることを知る。



心理的安全性の面で言えば、

もしかしたら、話を聴いてもらう相手は、直属の上司ではなく、

他部署のナナメの関係の上司や、部下が自分で選べるシステムがあるとよいのかもしれない。




そうした安心安全な場が出来上がって初めて、1on1ミーティングは機能し始める。



上司が部下のために時間を使う。
部下は上司に、業務や評価・目標から離れて、自分の話したいことを話せる。
部下は話すことで、

・やる気が出る
・心理的安全性
・上司との信頼関係
・思考の整理が付く

などのメリットがあり、仕事のパフォーマンスが向上し、結果として会社の利益に繋がる。





ぜひ真の「話を聴く」文化が育ってほしいと思います。





コーチングを学ぼうと思ったきっかけから、
現在までの経緯はこちらのインタビュー動画からどうぞ^^
https://youtu.be/ShOdgtCFoWY

銀座コーチングスクール GCS認定コーチ
銀座コーチングスクール 認定コーチ
https://www.ginza-coach.com/coaches/view.cgi?username=1805SD1906

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