No78 昭和思考の「察する力」
1月
17日
ホステス時代、
長くお客様に愛され続けるお店。
長くナンバーワンでいるホステスが
必ず意識しているのは・・・
空気を読む・察する力。
ちょっと前に流行った言葉
「KY」空気読めよってやつ。
商談成立のための接待として。
仕事がうまくいってハイテンション。
お気に入りのあの子と話がしたい。
尊敬されたくて部下を引き連れて。
ストレス漬けでただ癒されたくて。
「今日来たのはこんな目的です」
なんてわざわざいう人はあまりいなく。
(でもたまにいたかな…)
常連としてお店を利用しやすいのは
そんな「察する力」のあるお店。
担当として指名したくなるのも
そんな「察する力」のある女。
私自身もホステス・営業マン
接客業を長年してきて
この「察する力」ある程度は
身に付けてきてきて。
ビジネスマンとして持っておくと
何かとお役に立つスキル!
と思っていたのですが。
40代になって気が付いたんです。
「察して欲しい」
「言わなくても察してよ~」
「空気読まなきゃな…」
もはや、昭和思考なんだよなぁって。
「言わなくても分かるでしょ!」
誰に対しても、どんな場面でも
「伝える力」が劣ってきちゃって
だから伝えないし本音でも話さない。
昭和思考の上司が部下に対して
「分かるだろう」とタカをくくって
詳しく伝えようとしない。
「省略しすぎ」ってやつ。
もちろん人として響かない人も
中にはいるかもしれませんが
「あれ、やった?」と言われても、
あれが何かが分からない。
「えっ、知らなかったの?」と言われても、
何のことか分からない。
後々面倒なことになるくらいなら
最初から省略しないで伝えたほうが楽。
恋愛、人間関係が思うようにいかないのも
この「察してよ」の昭和思考が原因。
「言わなくてもわかるでしょ」
つい、やっちゃうんですよね。
女性は特に「察してよ~」って
思って結果をひたすら待つみたいな。
それで何度とイタイ女になりかけて^^;
そもそも人の捉え方なんて人それぞれだし
特に男と女の捉え方って大体ズレってのが生じます。
愛しているから愛しているなら
「察してよ」は筋違いなんですよね。
相手に「察して」と求めるより
相手に「察しなきゃ」と頑張るより
自分自身の想いや望みを
察してあげているでしょうか?
「察する力」を外側ばかりに使っていない?
自分が素直に感じたこと
思っていること、考えていること。
ヤリタイと思っていることを
アリタイと思う自分の姿を
察して声に出してみる。
「察する力」を自分に向けて。
「伝える力」を素直に備えて。
これに気づくだけで、
恋愛・人間関係は変わっていきます😊
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疲れたビジネスマンが居心地よく話せる
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