ハルのブログ

シャモニのアパート到着。さて？どうやってチェックインをするのだ？問題だ。家主からカギをもらわないと入れない。 ・・で、近所のバーでこのアッペロールを呑み、店のお嬢さんにお願いし、アパートの家主に電話してもらい（僕の携帯は通信は出来るが通話は出来ない）、オッケー。アッペロールは、南仏やイタリアの夏旅中に頂くカクテルワイン。氷＋白ワイン＋リキュールのアッペロール。お店では量を増やすためか、炭酸水で割る。僕は薄くなるのが嫌いだから、炭酸水は入れない。 バルコニーから見下ろす風景。 モンブランの見えるバルコニーに出る、大きなガラスドア。 バルコニー このアパートは、家主が使わない部屋を旅人に貸し出すのだ。面積52m2。9泊借りて約30万円。 IHコンロ。お皿も鍋もフォークも、ほぼ全てが揃っている。 僕の知る限り、欧州旅で、ウオシュレットトイレに出会う事は、ない。

フランスナンバー車のおじさん達も僕らと同じスタイルで、昼食中。両手で握って、コカ・コーラ。彼らはコーク、好きだよね。 日本でサンドウイッチと言えば、柔らかい食パンに、ハム、玉子、野菜を挟んだ物が多い。しかしこちらでは、硬い香ばしいフランスパンに、ハム、サラミ、チーズ、野菜を挟んだものが多い。うまいよ！硬くて嚙みちぎるのに骨が折れるが。だからと言って、ナイフで薄く切ると、美味しさ半減。豪快に噛み千切るのがイイのだ。 これで7.95スイスフランｘ165円＝1312円。スーパー横のキングバーガー（マックの様な店）（単品）が18.25スイスフランｘ165円＝3011円だったよ！ レマン湖畔の町、モントルーに出て、一般道湖畔を時計廻りでマルティニーを目指す。この辺りワイン用ブドウの大産地。赤ワインよりも白ワインが良い。例えば「ファンダン」スッキリした味わいの白だ。 右側はレマン湖。 ヴベイの市街地。 シオン城は車窓からのみ。 マルティニーを過ぎ、スイスからフランスに入った。この国境ではパスポートチェックがある。スイスはUE非加盟国だかね。通貨もスイスフランからEU国共通のユーロに変わる。シャモニの関所の様な峠、コルデモンテに咲いていたフウロウ。 コルデモンテ（モンテ峠）を越える。モンブラン山群が目前に迫る。左はヴェルト針峰＆ドリュー峰、右はシャモニ針峰、エギュードミディ、雲の中にモンブラン主峰。

ベルンの手前で滝のような豪雨帯に会った。そしてヌーンシャトルの先で、こじんまりとした古代ローマ時代の遺跡が残る「AVENCHS」と言う集落がある。高速道路を降りて5分。紀元１世紀中ごろのものだと看板に書いてあった。 この円形劇場が、日本の弥生時代（BC1000～AC250年）に出来たかと思うと、すごいな！って思う。この円形劇場で人と人との殺し合いも行われたのかな？（映画テルマエロマエのイメージで）

日向は暑い。木陰に入ると爽やか。あ～ヨーロッパの夏だ、って思う。 日本で言うところの地元の小学生？中学生？の授業中。
コロッセウムの隣に小さなチャペルが有った。 村には「お城」がある。その前に有った、トイレ。赤い仕切りの間がトイレドア。 お城。修復中。 これは何の記念碑だ？オイラはフランス語もからっきし理解不能。しかし・・飛行機のオブジェと女性のレリーフ。・・さて？妄想をする・・1892年生まれ1919年没のMs.ファイローバ女史は1920年この地で飛行機で飛んだ。スイス人最初の女性パイロットである・・なんてね・・ホントか？ 村役場前広場。 時計草。 すばらしい色と形だね。 村の遠望。

「I WANNA DANCE」2022年。監督：Kasi Lemmons　キャスト：N.Ackie. N.Williams。ホイットニー・ヒューストンの映画ね。僕の評価＝80点

「ABOUT TIME」2013年。監督：Richard Curtis　キャスト：D.Gleeson.　R.McAdams。僕の評価＝70点

「大河のへの道」2022年。監督：　キャスト：中井貴一。僕の評価＝55点
「TICKET to PARADAISE」2022年。監督：Oi Parker　キャスト：G.Clooney. J.Roberts。僕の評価＝65点
「Erin Brockovich」2000年。監督：　キャスト： J.Roberts。僕の評価＝75点

成田空港を飛び立って、いつもなら新潟・佐渡島上空からロシア・ウラジオストックに向かいシベリアタイガの上空を飛ぶのに・・離陸してからず～っと海上ばかりを飛んでいる。なんだ？ あれ？ベーリング海峡を進んでいるぞ？！・・あっ！そうか！ロシアの上空を飛べないのか？飛ばないのか？そしてウクライナ上空を避けているのだ。なるほど。こんな所にもウクライナ戦争の影響が出ているんだ！
お蔭で、北極海の氷の世界が見られた。 30年以上昔の欧州便ならアンカレッジ空港立ち寄り給油し、北極海を飛んで、氷の世界を見たものだ。しかし、ウクライナ戦争で・・そして飛行機の性能向上で、アンカレッジ空港で燃料給油しなくても、日本から北極経由欧州便でも一気に飛べるんだぁ。 最近（と言っても２月の台湾行き）LCC便しか乗って来なかった。飲み物も機内食も有料だったから機内で飲み食いしなかった。機内飲食が新鮮だ。おまけにビールがアッペンツェルビール（スイス）だ。ワオ～。本来オイラはビールを呑まない。 目的地チューリッヒ空港まで後、２時間。 チューリッヒ空港まで20分。ドイツ南部上空だ。成田空港からチューリッヒ空港まで14時間半の飛行。 あと3分で着陸だ。日本とスイスの時差は8時間だ。 着陸15秒前。

欧州の目的地空港はチューリッヒ空港。いまコロナ明けとウクライナ戦争の影響で、ロストバッゲジ（飛行機預け荷物の紛失）が有ると聞く。・のでその可能性の低い直行便にした。僕の航空券は燃油サーチャージ＆空港税など含めて往復約28万円だった。 今回の荷物はこれ。パラグライダー２機＋衣類＋機内持ち込みザック。自転車が無いから楽勝だ。 成田空港内食堂で朝食。お茶漬け。 ゲ～！スイスフランが164円！ユーロが160円！３年前に比べて随分円が弱い。僕の意識では、ユーロ130円スイスフラン120円なのだが・・。 搭乗機。ボーイング777だ。この乗り物が、僕をチューリッヒ空港に14時間半で運んでくれる。 成田空港離陸後１分で、雲の底に到着。今から雲中飛行だ。

写実絵画のホキ美術館。久しぶり、３年ぶり？かな。東京都内に住む二人の仲間をピックアップし、１時間チョイで美術館到着。 ホキ美術館外観。絵はがきから。 今日のホキ美術館。ここは建物からしてユニークだ。 美術館の玄関へ。美術館のエントランスも大切な所だ。これから出会う作品への期待感を押し上げてくれる時間だからね。 玄関 展示室。展示の仕方もユニーク。通路に何気なく飾られた感、あり。作品の撮影禁止。とょっとだけお許しを、保木博子館長さん。 三重野慶「ひかりのはなし」2022年。今回展示作品の８割は以前に出会っている。これは初めて。いいね！「今日の１点」はこれで決まり。 島村信之「コントラポスト１」2020年。島村の同様な作品は2点知っている。これは初めて。上手いね。以前聞いたことがある・・「レースを描くのは難しいねんですよ」と。写実絵画の画家達はその難しさに挑戦している所があるね。水の入ったガラスコップ、レモンやザクロ、川の流れ、僕はそれを観て驚くのだ。 展示室。博物館や美術館は月曜日定休日が多い中、ここは今日の月曜日は開いている。静かに鑑賞は出来るのもここの美術館の魅力。 美術館のレストラン＝好き。特に、魅ここは。料理はもちろんだけど、客対応が好きだな。ちとお高めだけど(ランチ定食3850円)ランチはここで。冷たいコーンスープ。魚介のサラダ。二人の仲間はワインをご注文。僕は運転手。 魚介のラザニア。メニューを見てもどんな物が来るのか、どんな味なのか想像出来なかった。・・いいね！美味い。 デザートはメロンソルベ。 ホキ美術館から20分ドライブで九十九里の白里海岸。北風が強いね。風紋が出来ている。 ひこうきの丘。「ここは世界のとなり町」・・いいね！このコピー。 懐かしいボーイング747型機。上海からの便。 今日の晩御飯はこれ。今夜泊まったホテル売店で買った。

朝の楽しい雑談が長引いて、簡単朝食。助六は昨晩の残り物。 朝の９時過ぎ。パラ仲間が集まって来た。もう日陰がいい季節になっている。ついこの前まで寒い寒いって言っていたのにね。 あっ！鹿だ！・・運転手の頭の所。テイクオフのすぐそば。この鹿がヒル（蛭）をバラまいているのだ。にっくきヤツだよ！ 草陰に隠れた、つもり？ 道路に出て来た！小鹿だ。（撮影：K原さん） 逃げた！ 昨日に続いて、Mちゃんが今日も先頭。・・ですが！揚力が出てこない！離陸中止か？・と思ったけど、勢いでMちゃん停まれず、空中に飛び出してしまった。・木の上にドボン。・・あれ～。 ドボン。あっちゃ～！ 救助隊の綱引き。 何をしてるの？・・変態！　いえいえ何も変態ではありません。ドボンしたMちゃん救助隊は、ヒル（蛭）に取りつかれたのだ。裸になって、ヒル探し。 救助隊YYさんの足はヒルに吸い付かれて、悲惨。 Mちゃん、気を取り直して、飛び出した。

04:42。富士山に弱い朝陽が当たった。 昨晩は車がゆれるほどの強風が続いた。 05:12。山から朝陽が現れた。手を合わせ拝んでおいて、オイラはさて！しばしの朝寝に入る。おやすみ〜。