ハルのブログ

毎日毎朝、天気良し。山中鹿之助ににらまれなくても、走り出る。 シャモニ銀座端っこの食品商店前に停めてあったかわいい車。 07:04。朝のキーンとした空気が気持ちいい。シャモニ郵便局横。 まだ観光客は歩いていない。 シャモニの中心を流れる「急流」アルブ川。近くの氷河から流れ出る水はご覧の色。このアルブ川は地中海のマルセーユに注ぐ。シャモニ在住だった神保さんは「俺の遺灰はアルブ川に流せ。俺がヨーロッパに到着したのはマルセーユ港だった。大海を渡って日本に帰るから」と言いていた。そしてシャモニ在住の神田のヤッサン夫妻が、その望み通りに散骨した、2010年。 街のお花がキレイに咲き誇るのは、彼らのお蔭。ありがとう。 07:33。ドリューの稜線から今日の太陽が昇って来た。 アパートまであと３分。

イタリアに来たんだから、ランチはピザで決まり。・とお店を探すが適当なのが無い。クールマイユールのバス停の上に、やっと見つけて入った店がこれ。 来たぁ！写真が赤いのは、テントの赤が影響している。 食べたぁ～。残したぁ。不味かったぁ！人生で最も美味しくない、いや！不味いピザだった。ここはピザの本場、イタリヤだぜ！どう不味いかって？トマトペーストだけが際立っていて、他の味がない。ピザ生地にもうま味がない。貴重な人生の一食を損した気分。お代？ピザ一枚12ユーロ＝1920円。もう少し高級感のあるピザ屋に入るべきだったナ（見つからないんだもん）。次回に期待。 不味い谷にピザに気落ちして、ベニの谷の反対側、フェレの谷にドライブ。フェレの谷はベニの谷より、少し明るく広いね。茶白の牛さんが、集団で寝そべっている。 お花畑がめっちゃキレイ。ピザの事、もう忘れた。 車の入れる最奥の山小屋レストランで、お茶とする。イタリアの珈琲はエスプレッソと決めている。だって美味しいんだもん。それもドピオ（エスプレッソのダブル）で。脇のはイチゴとキイチゴ、それにアイスを乗せたもの＝うまい！＝７ユーロ＝1120円。ドピオは４ユーロ＝640円。どちらも「馬勝った牛負けた」 このかわいい色合いの建物が、山小屋レストラン。 へ？単なるおじさん。 この辺りも、フウロウが沢山咲いている。 キレイだから車を止めた。しかしその美しさが写真では伝わらない。 これは「魔女の爪」数年前、お客様に教えて頂いた。 木製のガードレール。日本もこんなガードレール、出来ないかな。 再びモンブラントンネルで、フランス・シャモニに戻ります。 夕方再度、神保さんのお墓参りに、お花とビールを持って。

モンブラントンネル。フランスのシャモニとイタリアのクールマイユール、11.6kmの国際トンネルだ。パリとミラノを結ぶ最短ルート。沢山の大型トレーラーが行き交う。通行料は普通車＝片道52.3ユーロ、往復64.1ユーロ。 1999年3月にトンネルでトラックの燃料漏れから火災発生爆発。乗用車＆トラックが焼け、死者39名＋負傷者27名。そのためトンネル通行には強い通行ルールが決められている。制限速度は50km以上～70km以下。車間距離は150m。 トンネルを抜け、イタリアに入った。 ベニの谷を遡る。左端にモンブランが（イタリア側の呼び名はモンテ・ビアンコ）シャモニ側とは大きく異なった山容を見せる。 ベニの谷はモンブラン一周ハイキングの「ツールドモンブラン」で通過する谷だ。 車で入れる最奥のレストランで、昼前のお茶にする。 エスプレッソ。うまい！砂糖をしっかり入れて頂く。 この車は僕らのレンタカー。 モンブランからの流れ落ちる氷河。 オイラです。赤い顔は多少の日焼け、それと写真画質加工のせいです。お酒なんて飲んでいませんよ。

06:40。今朝は少し遅い朝走りスタート。 朝走りの行き先は「シャモニ日本人友の会」の面々が眠るお墓へ。それはモンタンベール行登山電車シャモニ駅の近く。カトリック信者とそれ以外の信者の墓地は、区画が違いました。シャモニ日本人の墓地は入って右手傾斜地の高い所＝C区画。 この辺りです。 これがシャモニ日本人の共同墓地です。何人も眠っています。シャモニ在住者だけでなく、シャモニの山で亡くなったシャモニ関係者も眠っていますね。 僕がとりわけお世話になったのは神保さんだ。神保靖彦氏。シャモニ界隈の知識、人生の事、彼が日本からシャモニに渡り付き、定住した様子・・沢山の事、教えてもらった。彼の狭いアパートで日本食を度々ご馳走になった。毎年夏に神保さんに会うのは大きな楽しみだった。 中野融ちゃん。彼も心に残る人だった。特に奥様にはお世話になった。 手前は間もなく開花するエーデルワイスだ。 走った後は朝食。何てったって、クロワッサンは飛びっきりうまい。関東のクロワッサンで有名な店より、安くて美味しい・・はず。

標高1000mのシャモニでも、30℃を越えた。アパート前のバーで、今日に感謝のアペロール。オイラはこれいっぱいで、ヘロってしまった。いっぱい５ユーロ＝800円。アパートにはWi-Fiが飛んでいない。持参のWi-Fiが調子が良くない。・・ので、このバーのWi-Fiを使わせてもらって、ブログ更新。 アパートの近所にいる人なつっこいネコ君。勝手に名前を付けた。「ヤマト君」 今日の夕飯。昨晩のご飯をおじや＋マシュルムチーズオムレツ。

村からロープウエーで登って来たベルビュー。ここから登山電車ひと駅登る。 着いた所が、モンラッシャ駅。ハイカーは全員ここまで。さらにひと駅、ニ・デーグル駅まで電車は登るけど、そのニ・デーグルにはモンブラン登山の人のみ行ける。 モンラッシャ駅から10分、モンラッシャ(2115m)到着。 モンラッシャの小高い丘でランチ。眼下に見えるのは、レズーシュ、シャモニの街。それとシャモニ針峰群。谷の最奥は、スイスとの国境だ。 モンラッシャの丘からベルビューまで、テレテレ下山ハイキング・・それはそれは沢山のお花が僕たちの目を楽しませてくれる。ハクサンイチゲ、かな？ バターカップ。 これ？・・ナイフにロブローションチーズ。 ゲンチアナ ヴィオラ。 グーグル君に訊ねたら・・キジムシロ属、と答えた。 イチゲの類かな？ ワスレナグサ グーグル君に訊ねたら・・ノハラガラシ、と答えた。 アルペンローゼ 単なるおじさん。 ノー天気なおばさま、おふたり。 さらに輪を掛けた、おじさん。 バターカップの大群。下に見えるはベルビュー。 チョウノスケソウ 僕は「フウロウ」かと思っているのに、グーグル君は「ウッドグレインズビル」と横文字で答えて来た。 グーグル君に訊ねたら・・ミヤコグサ、と答えた。 ？？ ロープウエー乗り場のベルビュー到着。沢山の花を愛でながら１時間の下山ハイキング。 僕、何故か昔から、この花を見ると心が、す～っとする。

06:15。今日も元気だよ。このオイラの年齢で、走り出る気力が有ることに、感謝！ 今日は月曜日の朝06:40。エギュードミディ展望台（3842m）へのシャモニ山麓駅。意外に空いている。 シャモニの教会前のパン屋（40年以上前から知っている）。全部焼きたて。 値段は日本円に直すには、X160円。 このサンドウイッチは、ハムとコンテチーズ。5.7ユーロ＝912円。 07:05。まだ観光客は闊歩していない、シャモニ銀座。 今日の昼用に買ったもの。このバッケトは一本、1.55ユーロ＝248円。

シャモニを含めたこの界隈に、こんな姿をした物が設置されている。・・ゴミ捨て場だ。分別した「容器」になっている。この設置物の内側だけゴミ回収車のクレーンで釣り上げて、車（トラック）に積んで行く。 中をのぞいて見る、奈落の底を感じるほどの大きさだ。 流石ワイン大国。ワインボトルが多いね。ガラス物専用のごみ回収ツボ。

パッシーのノートルダム寺院。 シャガール。前回その右側のステンドグラスを良く見ていなかった。 右側のシャガールのステンドグラス。 寺院の裏に住む、奥様が案内して下さった、半地下の空間。祭壇にはボナールの絵が。

シャモニからパッシーは、30分ドライブ。プランジュはさらに15分。沢山のナンバープレートの74番が停まっている。74番は地元のオートサボア地方車。 しかしキャンパーで来ているのは「県外車」やオランダ、英国、ベルギーだ。背後の山並みはモンブラン。一番高く見えるのが西欧最高峰モンブラン（4807m、諸説あり）
気持ちのいい所。 「パッシー」のパラテイクオフ。正確にはプランジュ。 同じく。向こうの山の裏側がシャモニ。 標高差、幾つだったっけ？ランディングが山際の草原。ストレスなし。左側にうねる道はシャモニに登る道。モンブラントンネルを使って、パリ～ミラノの最短距離道路なのだ。 初心者の練習バーン。 13時を過ぎると、パラ飛行人が増えて来る。午後からシャモニが難しい飛行条件になるから、ここにやって来るのだ。 このテイクオフで高度を稼いだら、後ろの岸壁帯にくっついて、更に高度を稼ぎ、隣のサモアン＆モリジン等に飛んで行く。シャモニのプランプラからも上手いヤツは飛んでくる。 見物客もいますよ。 モンブランに向かって、テイクオフ！僕は7/17まではパラ、封印。ヘロ。 プランジュのテイクオフに着陸も可能。