ハルのブログ

今朝もかわいいフェルト人形のウオーマー付ゆで玉子でスタート。 やって来たのはアッヘンゼー（ゼー＝湖）の西岸・カールウェンデル。雲の間を飛んでいる。しかし危険な雲じゃない。
さあ、飛びに行くぞ！ カールウェンデルのテイクオフは、土曜日と言う事も有って、練習生が多い。ギャラリーも。 練習生、離陸。 高度差約550m。眼下にはアヘンゼー。 僕もテイクオフ。予想通り、リフトは無く、ぶっ飛びデス。「ぶっ飛び」＝離陸して上昇風無く、着陸する事。・・でもイイのだ。飛べれば、ハッピー。ルン。 ランディング場は、手前の森の近く、草原。 ワッホ～、アッヘンゼーがキレイ。こう言う飛びの時、パラをやってて良かった～！と思う瞬間。 着陸場。 着陸場は２か所ある。ひとつがここで、東風対応。しかし山から吹き下ろす南風、地元タンデムパイロットのMr.ルーカスが降りて来た。続いてマイクも。ルーカス＆マイクは僕に好意的に話しかけてくれるし、ここのパラ情報を教えてくれる。ありがたい。 ランディング近くの庭先で。 ランチはバナナ１本とリンゴ半分と水。食事よりも飛びが優先するのだ。ヘロ。

リーデルグラス・クーフシュタイン工場玄関。泊まっている村から40分で到着。大体ここに来る時はパラが飛べない時。ヘロ。 無料で見学出来る様になったね。炉の中には液化したガラスの材料が煮えたぎっている。それをヒシャクですくって製品にして行く。 作業は細かく別れた、パートパートを熟練工がこなして行く。オートーメーションの人間化みたい。見ていて飽きない。しかし工員は飽きないかなぁ。 暑いのだろうな、頻繁にペットボトルの水を飲む。全くの同じ動作の繰り返し。 僕もリーデルのワイングラスを使っている。お値段が手頃で使い勝手が良いのだ。 これは・・見栄えはいいが、日々の実用にはもったいないな。このグラス、洗うのが怖いな。それに収納場所もない。ヘロ。
トイレ入口のマット。 デキャンタも面白いものが沢山あるね。 このデキャンタ、見て見て！馬や顔、それに「接吻」と名のついたものも。 こんなデキャンタでそのひと時を過ごすお人は？ 中庭にある、ワイングラスで作られたボール。それが静水の池に映る。 グラス、グラス、グラス、グラス、グラス・・・ リーデルの歴史は1756年ボヘミヤに始まるとな。ワインの種類によって、ワイングラスの形状を変える事で、更にワインを楽しませてくれる、という事を最初に開発したオーストリアのリーデル社。 リーデル社はクーフシュタインにある。クーフシュタインはインスブルックに次ぐ、チロル地方第二の都市。と言っても人口1万７千人。要塞都市。これはランドマーク的なクーフシュタイン要塞。世界最大の野外パイプオルガンがある。演者とパイプの距離が遠くて演奏が難しいそうな。 クーフシュタイン市街地

06:15。山中鹿之介ににらまれて、走り出た。けど、小雨降っちょりますぅ。・・まっ、いいかぁ。エイホエイホ。 雨が止んだ。谷筋には雲がわく。 走りの道中、こんなお宅を見た。・・コウノトリ？だな。 な〜るほど、そう云う事だな。・・待望のわ子供が生まれたのだ。名はソフィアちゃん。 体重1580g＋身長38cm。元気に育て！ 教会の隣が滞在ホテル。 お店のない村かと思っていたら、近所に小さなお店が有ったよ。 朝食は8時から。さて？何だ？このビンクの物は？ ハハハ、これでした。ニッコリホホエミを誘うね。

アッヘンゼーに到着。ここはオーストリアね。美しい湖畔には沢山の観光客があふれている。 パラのタンデムがお客さんを乗せて着陸寸前。 お客さん、大喜びだね。お客さんにとって、空を飛ぶって、大変な体験なのだから。 パラのランディングはこの通り。今日は夕方４時を過ぎている。僕らの飛びはなし。 ランディング近くのホテル玄関先。 キレイだね。４年前よりも村全体の花がキレイに感じる。それは事実か？オイラの感性の違いか？ このアッヘンゼー(ぜー＝湖)には古風な蒸気機関車が観光用に走る。 アッヘンゼーからドナウ河の上流、イン川に降りて、東隣の谷を遡ると、今夜から４連泊の村、ブランデンベルグ村が見えて来た。 滞在ホテル到着。 ホテルのバルコニーからの風景。 ホテルの100m近所に教会。 ホテルの裏。 ホテルは朝食＆夕食の２食付。夕食のメインデッシュ。豚肉、ザワークラウト、とチロル名産？団子・・これ何て言ったっけ。メインの前のスープは撮り忘れた。 デザートはアイス。ふ〜！お腹いっぱい！

ここはドイツ、エッタール村。目の前に大きな教会の屋根が見えて来た。立寄るか否かチュウチョしたが、駐車場に入れた。そして歩いて門を潜って驚いた！その規模に。大きい！ この壁に彫られた聖人達、何故か僕の目には平面に見える。けど立体的な彫刻なのだが・・。 聖堂内に入って、圧倒された。 天井。 見事だ！後から入って来た人々も同様に、驚いている姿がある。 聖堂の庭に咲いていた。 何処だろう、何処だっていいさ、キレイね。この風景の上流からドライブして来た。え〜っとここはドイツ？オーストリア？・・まっ、どっちだっていいさぁ。

いつもの朝食。このラディッシュがお気に入り。 もちろん、ゆで玉子！２個目。ルン。 この雲では飛べないよ。キッパリ諦めも付く。 ３分走ったらドイツに入った。同じEU圏だから国境事務はない。小さな看板にドイチェ、って書いてあるだけ。 進路は東へ。オーストリアのブランデンベルグ村へ、120kmドライブ。ノンビリ行こう。 そして、10分も走らないうちにオーストリア。この辺り、国境線が入り乱れている。車を走らせていても、今、どっちか分からなくなりそう。 楽しいドライブ。制限速度100km。でもオイラの速度は70km。

今日の食事場所はプフロンテン駅前と決めた。テケテケ歩いて行く。20分。気持ちいい。 今夜のレストランに到着。4年前もここで頂いた。室内は予約者用、テラス席は予約なし者用。 人気店。僕らの後は「待ち者」になった。 先ずはこの店製造のビールだ。普段はビールを呑まないオイラでも、スルスル水の様にノドを通って行く。不思議。 来たぁ。ウインナーシュニッツェル。ポテトフライの量が半端じゃないよ。これではヘロッちゃう。シュニッツェルは普通に美味しい。 アハハ。 歩いての帰り道、さっそうと二人のお嬢さん。グーテンナーベン、こんばんわ。 今日のネコ君。背中をトントンしてやったら、ゴロゴロノドを鳴らしながら僕の足に体をすり付ける。 20:11。今日が沈んで行く。ありがとう。

食堂のテラスは雨粒がドシャドシャ。 お部屋から外を見たら、その強い雨脚の中をカッパ姿で自転車。多分通勤中。 ケンプテンに向かう道中。オランダナンバーのファミリーが朝食中。 ケンプテンに到着したらご覧の快晴。 何とか大聖堂到着。観光地の駐車場にはいつも泣かされる。少し離れた有料駐車場に停めた。 何やらにぎやかに、露天が出ている。 豊富で新鮮な野菜や果物も。 大聖堂広場にある円形の水場はにぎやか。ちょうど昼時とあって、ビジネス人＆観光客も、水場そばの屋台で塩パン＋ソーセージを立ち食いだ。水は水場の蛇口から飲める。 子供は頭から水浴び。 すこいね。ケンプテンの大聖堂。 わっ！ アッベック。 若者たち 屋台でさくらんぼを買った。両手に二杯位を。1200円くらいで。大粒＋新鮮。 甘みは山形産佐藤錦に劣るが、肉厚、大きさ、値段、負けてはいない。 これが今日のランチになったよ。沢山食べた。ルン。 帰り道、オーストリアのターンハイムに寄り道。この山はパラで何度も飛んだ。 ケーブル乗り簿にはマンモスが居る。 プフロンテンに戻って来た。相変わらずの空模様。飛べない。

今日の条件で１本飛べれば、ハッピーさぁ。次はランチ。プフロンテン駅近くの「パン屋」のテラスで、この菓子パン＋珈琲で昼食。 雨がパラパラ、ときおり雷ゴロゴロ。5年前？6年前？忘れた・に来たことのある、お城史跡に来た。 牛君が不思議そうにオイラを見詰める。 史跡のお城に登って来た。駐車場から山歩き15分。 看板の説明分には、1330年と言う年号が書いてある。ドイツ語さっぱり不明のオイラ。 1330年と言えば、日本の鎌倉時代だな。鉄砲は無い。弓矢で戦争の時代だ。・・ふむ。 700年前の時を遡る。空想の世界を楽しむ。 薄っすらと、フュッセンが見えている。右はホーエンシュワンガウ城、左はノンシュバンシュタイン城。 フュッセンに「農道」のような道で向かう。気分良しのドライブ。 自転車のご夫妻がこの草原世界を楽しくポタリング（軽いサイクリング）中。そうなのだ、この界隈をオイラも６年？前、自転車で走ったな。 フュッセンの街。ロマンチック街道の終点だ。 ホーエンシュワンガウ城が見えた。 ノンシュバンシュタイン城が見えた。 オイラの好きなビューポイントに来た。 右端にノンシュバンシュタイン城（白鳥城）稜線を左に行くと、ポコッと岩のコブの様に見える所、そこ近くにパラのテイクオフがある。ノンシュバンシュタイン城を上空から見る時のテイクオフだ。 今日の夕食はプフロンテンの街はずれ、イタリアン。 先ずはビールとなる。 鮭のタリアッテッレ。 このピザ、チーズの所は美味しいけど、塩辛い！生地も僕の好みじゃない。 今夕はテラス席で頂いた。しかしテラス席は喫煙者席でもある。 山並みが凹んだところ、それが今日のテイクオフ。 今日のネコ君。僕に気持ちよく撫でられた。

飛べるかどうか不明だけど、とにかく登ってみよう、と、ケーブルカーで
登って来た。ブライテンベルグ。地元タンデムパイロットのMr.IGOも飛ぶか迷っていた。 ケーブルカーを降りてから斜面道を登る事20分。 テイクオフ近くに到着。しかし牛君が・・・牛君の後方上部にULM（ここから100km北）から来ていたパイロットが機体を広げている。 Mr.ULM、テイクオフ。 僕らは一段低い草原にセッティング開始。 しかし牛君が僕らのテイクオフ前で草を食べ始めた。「ゾウさん」テイクオフ準備完了なるもちょっとお待ちを。 ・・と、まあ何事もなく、テイクオフ。 茶色いかたまりがプフロンテン市街地。 「ゾウさん」快調に飛んでいる。しかし天候悪化が近いので、そこそこのフライトで、ランディング上空に行く。 僕も今日の飛行は深追いせず、ランディング態勢に入る。 ランディング。 タンデムのMr.IGOもお客様を乗せて降りて来た。 僕らのランディング、40分後の空。怪しいね。更に2時間後、雨が降り出した、雷と共に。・・やっぱり二本目、飛ばなくて良かった。