滞在ホテルのレセプションで聞いた、場所で夕食。歩いて10分。そこはフォーロム広場。小さな綠の公園の様な所。公園というよりは、数軒のレストランがテーブル席を並べ、テントを張った、欧州によく有る野外食事場。後ろの黄色場所は、とても有名な場所だった、その事知らずにこの席に着いた。笑顔のイイ、ウエイターが「プロバンスのロゼ」を慣れた手付きで栓を抜いてくれる。ここに来たら、すなわち南仏に来たら、ロゼでしょう!他のテーブルの、ほとんどがロゼワインだよ。スーパーマーケットの酒売り場でも、ロゼワインが5割を占め、白と赤が残りの半分づつ、って感じ。この事、ジュネーブ空港からすでに見受ける。僕の注文品この、前菜+主菜+デザートの3皿セットメニュー、23ユーロ=2,800円。ロゼワインは1本2,300円。いずれもスイスから来た僕には、とても安く感じる、ルン。・・でこの前菜はサーモンのタルタル。主菜は牛肉のタルタル。タルタル・・生もののタタキだね。手前のみじん切りのタマネギや良く判らないみじん切り物を混ぜて頂く。生の牛肉の上には、お決まりの生玉子の黄身。日本では今や、生牛肉は食べられないからね。僕らの席の向かい、黄色いお店は、ゴッホが描いた「夜のカフェテラス」の場面だった!1888年の事。その様子は今もあまり変わらない。店の名前は「LE CAFE LA NUIT」 お店の味は、あまり評価は高くない。僕らの様に、この「夜のカフェテラス」を見ながら他店で食べるのが良さそうだよ。ヴィンセント・ヴァン・ゴッホが1888年にアルルに移り住み、パリ郊外でピストル自殺をする約2年前に描いた「LA CAFE LA NUIT」見れば見るほど、いい絵だな~って思う。現場を知ればなおさらだ。僕、その場に立った証拠写真。ロゼワインでほろ酔い。ホテルに帰る道すがら、プロバンスの夜風が気持ちいイイ!ルン!ここはレピューブリック広場。
泊まった町の名前は・・・え~っと・・・忘れた、いや、覚えなかっただけ。なんか長い名前だったから。しかも発音も難しそう。Saint-Julien-en-Genevois って言う、フランスの町。ジュネーブ空港(建物がフランス側とスイス側の両方にあるよ)。スイスのジュネーブ中心部まで8km。この町の中心部。今日は土曜日、通勤者が見えない。平日だとフランス側からスイス側への通勤者で一方方向に車が混む。僕は今、スイスに走って越境しました。建物はスイスのイミグレーション。100m向こうにフランスのイミグレがあるよ。いずれも係員は不在。勝手に出国入国が出来る。この建物、HOTEL DE VILLE って書いてある。けどホテルじゃないよ。村役場・町役場・市役所です。手前の銅像は、第一次・第二次大戦で戦死した、この町出身者の慰霊の塔。こうゆう戦没者慰霊碑は、フランスの大多数の村に有る。