卯の花:ばらチラシ寿し@立ち呑み【しゅう】高速長田駅地下通路
7月
25日
東京生まれの<大将>としては「ちらし寿司」と呼ぶのが一般的ですがが、寿司飯の上に具材を散らして飾り付けているのが「ちらし寿司」で、関西では寿司飯の中に具材を混ぜ込んで寿司飯をばらしているので「ばら寿司」と呼び、彩りに生姜や錦糸卵を飾り付けています。
「ばら寿司」は備前岡山藩初代藩主<池田光政>が、「一汁一菜令」を1654(承応3)年に布告したことにより、庶民はたくさんの具材を混ぜ込んだ寿司飯を「一菜」とみなして対応したのが始まりです。
関東の「ちらし寿司」は、江戸前の握り寿司を起源として明治時代初期からの普及ですので歴史的に新しく、寿司屋さんらしく「ワサビ」を添えているのが特徴的で、<大将>もちゃんと盛り付けてくれていました。
最初に頼まれた方の量が多くて驚き、「半分」にしてもらいましたが、<大将>が力を入れている<鮪>が「炙り」と「刺身」でたっぷりと入り、いい塩梅でした。