那智勝浦だから作れたツナ缶 関西の有名な生まぐろ水揚げ地、那智勝浦から輩出される素材を用いた「門外不出のツナ缶」、マグロ経済学シリーズ。その中の水煮缶がこれ。地の利と少数生産を活かし、かなり尖った仕様の製品に仕上がっている。 新たなお土産、観光資源として三年にわたる時を経て製品化された。ツナ缶ブログでは以前オイル漬けを取り挙げた(No.29)が、大きな反響があった。兄弟品ともいえる水煮缶を本誌書き下ろしで紹介する。なお、執筆当時はJF勝浦名義で製造していたが、現在は経営母体の変更によりJF和歌山の名義となっている。製品仕様は同じ。 シンプルなスペックであり、化学調味料や27品目のアレルゲンは含まれていない。2016.3月製。 缶を開けたところ ゴロゴロしたサイコロ大の肉が入ってる。身の大きさはオイル漬けとあまり変わらないが、味はまったく違う。一般的な水煮の味になっているが、とても薄味。液汁のほうに塩分を持って行かれてる。特筆すべき点として、生まぐろならではの豊富な食感が得られるため、サラダに投入すると高級感がある。 缶詰単体の味はオイル漬けに一歩譲るが、それでも水煮の中で際立った食感の良さが魅力的。 ところで、本品は直売や近隣の道の駅でのみ購入できる……ということになっていて、入手が難しい。しかし、那智勝浦町のふるさと納税の返礼品になっている。 各種評価 ・グレード ★★★★★ 4.8 ・価格 ★★★★☆ 4.4 #280円/個 直売 ・味覚評価 ★★★★☆ 4.0 ・入手性 ☆☆☆☆☆ 0.4 #直売、近隣道の駅など ・原産国 国産 ☆スペック 内容量 90g ---kcal/缶 食塩相当量-g 原材料 ビンナガマグロ、食塩 JAN:なし 製造固有記号なし 販売者 勝浦漁業協同組合 まぐろ体験CAN(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7-12) Tuna canning review No.46b