《襍・/・魂〝伊豆の樹 〟 ❖ ’25-2 ❖》

イズセンリョウ(伊豆千両) サ... イズセンリョウ(伊豆千両) サクラソウ科(Primulaceae)
学名:Maesa japonica (Thunb.) Moritzi ex Zollinger.
別名:ウバガネモチ
イズセンリョウ(伊豆千両); ... イズセンリョウ(伊豆千両); イズセンリョウ属
果実、其の姿と熱海市伊豆山神社に多く見えた事等で名づけられた。
暖地の照葉樹林下のやや湿った所に生える雌雄異株の常緑低木。
幹は紫褐色、皮目がある。若枝は緑色。
葉は互生、長楕円形で縁に不明瞭な波状鋸歯があり先が尖る。
表面は光沢があり主脈が葉裏に盛り上がる。葉裏に小さな腺点がある。
葉柄は長さ1~1.5㎝。雌雄別株。
葉脇に小さな黄白色の花を5~10個かたまってつける。
花冠は長さ約5㎜の筒状で、先が浅く5裂する。雄蕊5個。雌蕊べ1個。
果実は、晩秋~冬に宿存萼に包ま... 果実は、晩秋~冬に宿存萼に包まれて乳白色に熟す。
表面に手毬の様な褐色の腺条があり頂部は少し凹み緑色の花柱が残る。
種子は多数入っており、黒色で稜があり長さ0.5mm。
直径約5㎜の液果で白色に熟す。種子は長さ0.5~1㎜、黒色、角のある不定形。
センリョウ似だが、イズセンリョウ(伊豆千両)とは分類的には関りはない。
センリョウが赤い実、イズセンリョウは白い実をつける。
冬場に結実した果実は、乳白色に熟す。
シカの忌避植物として知られ、奈良公園でもイズセンリョウが見られた。
所が近年、奈良公園では異変が見られるという。
イズセンリョウを食べる鹿が出現した由。その後は、、、如何に!?!


**  神奈川県植物誌  **
A335 サクラソウ科 PRI... A335 サクラソウ科 PRIMULACEAE
(篠原康之,『神植誌 01』:村上司郎,図:篠原康之)
常緑性の低木,高木,稀につる性の木本および多年草あるいは越年草.
葉は単葉で,互生,対生または輸生する.
花は両性ときに単性で 5 数性,まれに 6 数性.
果実は核果,液果または蒴果で,種子は 1 個または多数の小さな種子ができる.
サクラソウ科は APG 体系により,
従来のサクラソウ科にヤブコウジ科 Myrsinaceae が統合された.
全世界に分布し,熱帯から北半球の温帯に多く 60~80 属 2,300~2,600 種が知られる.
日本には 10 属 54 種,県内には 6 属18 種が知られる.
A.木本.主に林内あるいは林縁に生育.果実は液果か核果
B.花冠は鐘形で浅裂する.子房は半下位.種子は多数で稜角がある 1.イズセンリョウ属
B.花冠は皿状で深裂する.子房は上位.種子は 1 個で球形
1.イズセンリョウ属 Maesa Forssk.
常緑の低木または高木.葉は互生,有柄で全縁,またはまばらに鋸歯がある.
花は 5 数性,花冠裂片は瓦重ね状.
雄しべは花筒につき,葯は縦裂.
雌しべの花柱は細長い円柱形,柱頭は全縁または 3~5 裂.
主として熱帯地方に約150 種があり,日本に 2 種 , 県内には 1 種がある.
(1)イズセンリョウ Maesa japonica (Thunb.) Moritzi & Zoll.
ややつる性の高さ lm ほどの小低木.雌雄異株.若枝に皮目がある.
葉は楕円形~長楕円形,長さ 5~17cm,鋭頭でまばらに鋸歯のあるものが多い.
4~5 月,葉腋に総状花序をつける.花冠は黄白色,小苞片や萼裂片ともに腺条がある.
果実は球形の液果で乳白色,径 5~6mm,多数の紫褐色の腺条がある.
本州(関東地方以西),四国,九州,琉球;東アジアの暖帯~亜熱帯にかけて分布.
主として照葉樹林内に生育する.県内では照葉樹林内に点々と見られ,
県西地域の湯河原,箱根,小田原,南足柄,
県央の城山,相模原,愛川,伊勢原,平塚,大磯,三浦半島などに生育しているが,
地域によっては減少している.
葉が線状長楕円形のものをナガバイズセンリョウ form. elongata (Mez)Makino といい,
『神植誌 58』に記録がある.

年末年始、門飾りに使った千両の実と伊豆千両の実、紅白で・・門前を飾っていた。
最近は、簡略で飾らなくなった。復活させなければ。。。!
イズセンリョウが・・?消えてる。親父の仲間の所に存在してるのがわかった!!


【令和漆年(皇紀2685年)1月7日、記】


#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

×
  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ