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Zak_Kinchaku-Bukuro
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11月
1日,
2024年
《 雅羅・/・〝備忘録 24-45〟❖ ’24-306 ❖ 》
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イトラッキョウ(糸辣韮)ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名:Allium virgunculae var. virgunculae
※ 未見の希少・貴重な菊花を知った。羨望のまなこ!! ※
イトラッキョウ(糸辣韮);ネギ属
西南日本の植物雑記IV.より転載 :
九州南部から南西諸島のヤマラッキョウ群の分類
堀田 満;故人、鹿児島大学名誉教授(鹿児島大学理学部地球環境科学科)
九州南部に分布する「ヤマラッキョウ」とされていたものは,
葉が中実で雌しべの基部の蜜腺に帽子状の覆い構造が発達しないことで
ヤマラッキョウから区別できるので,
ナンゴクヤマラッキョウAllium austrokiushuenseとして新種記載した。
初島住彦によってヤクシマヤマラッキョウと呼ばれていたものは
イトラッキョウに所属することが確かめられたので,
新しくヤクシマイトラッキョウAllium virgunculae var. yakushimenseとした。
また,アマミラッキョウA. amamianumは夕マムラサキA. pseudojaponicumと
同種で,しばしばヤマラッキョウと混同されてきたこのタマムラサキは
形態的にも,染色体数でも異なる明確な種であることを明らかにした。
《 この季節に対面したい野草〝糸辣韮〟》
色々なブログを参考にして、感慨を;
両親の植物メモを見ていて気になる植物名を目にした。
メモの日付が、11月1日なので今日付けのブログ記事にした。
九州の山野草の中で最後まで観に行けなかった野草。
“イトラッキョウ・オトメラッキョウ”僕自身全く知らなかった花。
晩秋、山野草の花は少なくなる。そんな中で極めて限定的に咲く花。
九州、平戸島に咲くイトラッキョウは一見の価値ある、と知った。
草原の岩上に咲く。花茎は高さ8~22cmで、
根生葉は長さ10~20cmのごく細い円筒形である。
花茎の先に紅紫色の花を散形状に2~12個つける。
白花品種はオトメラッキョウと呼ばれている。
雄しべは花被片より少し長く、花の中の子房は緑色である。
日本固有種で、長崎県の平戸島のみに分布する。
ヤマラッキョウに比べ花は小さく、
花の付き具合も疎らで弱々しさも感じられ、
守ってあげたいという気持ちにさせる可愛らしい花である。
薄い赤紫色の花は、その可愛らしさを一層引き立たせ、
さらに白色のオトメラッキョウは、清楚で、純粋な印象を受ける。
急斜面の岩場に、晩秋の寒風の中、強風に耐えている健気な姿が印象的。
海に面した斜面ということもあるのかいつも風が強いイメージがあり、
小さく可愛い姿を写真に収めるのには結構苦労する。
白花品種はオトメラッキョウと呼ばれ、
イトラッキョウより、清楚で、純粋な印象を受ける。
*
かようなブログ記事を拝すると、是が非でも会いに行きたい。
「令和陸年(皇紀2684年)11月01日」
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