《 雅羅・/・〝里緑地の実  '10-2〟❖ ’24-286 ❖ 》

画像は、借り物。 ホドイモ(塊... 画像は、借り物。
ホドイモ(塊芋) マメ科(Fabaceae)
学名:Apios fortunei
ホドイモ(塊芋);つる性多年草
北海道〜九州の日当たりのよい林縁で見られる。
細長い地下茎があり、所々に紡錘体あるいは球形の塊根がある。
塊根は親個体から離れると無性的に新個体を形成する。
茎は塊根の頂端あるいは地下茎の途中から地上に出て他物に巻きつき、
長く伸びて2m以上に達する。
小葉は5枚ときに枝先で3枚となり、頂小は卵形〜広卵形で、
先はやや長く伸び、長さ5〜12cm、幅2〜7cm、
多くは表裏面ともに伏した短剛毛がある。
托葉は小型で狭卵形あるいは広線形、長さ3〜4mm。
花序は開花期間中しだいに伸びて長さ約18cmに達し、
ときに枝分かれし、節はこぶ状にふくらみ、1節に2〜4花をつける。
花は黄緑色、萼は長さ3〜3.5mm、花のほぼ1/3長、
萼裂片は短く、長さは萼全体の1/5以下。
旗弁は広楕円形、翼弁は小型、竜骨弁は細長く内側に曲がる。
豆果は線形で扁平、長さ6〜8cm、無毛、5〜6個の種子を入れる。
2片に裂開する。
種子は扁平な広楕円形、あずき色で、長さ約4.5mm、幅約4mm。
花期は7〜9月。(日本の野生植物)


《 カメラが壊れ画像がない〝ホドイモの実〟 ❖泉の森❖  》
**神奈川県植物誌** 19.... **神奈川県植物誌**
19.ホドイモ属 Apios Fabr.(佐々木あや子,『神植誌 01』:浜口哲一,図:浜口哲一)
つる性の多年草.葉は羽状複葉で,小葉は 3~7 個ある.
托葉は小型で針形,小托葉は目立たない.
花は葉腋から出る総状花序につき,黄緑色でときには紫褐色.
竜骨弁は旋回して曲がる.豆果は線形で裂開する.
東アジア~インドおよび北アメリカに約 8 種があり,
日本には 1 種が自生し,1 種が帰化している.
A.花は緑黄色で長さ 6~7mm,長く伸びる総状花序にややまばらにつく.
塊茎は球形 ...........................(1)ホドイモ
A.花は内面が紫褐色を帯び長さ 10~12mm,総状花序につまってつく.
塊茎は数節にくびれる ...(2)アメリカホド
(1)ホドイモ Apios fortunei Maxim.
つる性の多年草で,樹木にからんでマント群落をつくる.
多くの葉が 5 枚の小葉をもつことで,ほかのつる性のマメから容易に区別できる.
7~8 月に葉腋から総状花序を出し,緑黄色の花をつける.
竜骨弁とそれに包まれる雄しべと花柱は旋回して曲がる.
豆果は線形で長さ 5cm,裂開して種子をはじき飛ばす.
北海道,本州,四国,九州;中国に分布する.林縁に生える.
県内では市街地を除いて広く分布するが,それほど多いものではない.

「令和陸年(皇紀2684年)10月12日」


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