7月
24日,
2024年
《雅羅・/・襍〝陽陰の小花〟❖ ’24-206 ❖》
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学名:Hosta sieboldii (Paxton) J.W.Ingram
synonym Hosta sieboldii (Paxton) J.W.Ingram var. sieboldii (狭義)
別名: フジギボウシ、イブキギボウシ、アオバオモトギボウシ、ハカマギボウシ。
神奈川県植物誌から転載すると;

植物誌の解説では;
(2)コバギボウシ
Hosta sieboldii (Paxton) J.W.Ingram; H. albomarginata Ohwi form. lancifolia Ohwi;
Hemerocallis japonica Thunb. in Murray, Syst. Veg. ed. 14:
339 (1784) の基準産地の 1 つが箱根(Fakoniae)
高さ 40~50cm.葉身は狭卵形または楕円形,
卵状楕円形など葉形や大きさに変化が多く,鋭頭または鋭尖頭で,
基部はしだいに狭くなって翼となって葉柄に流れ,
脈は片側で 3~6 個ある.
苞は緑色,狭卵形,鋭尖頭.花は淡紫色,長さ 4~5cm.
花期は 7~8 月.北海道,本州,四国,九州;サハリン,千島,ウスリーに分布する.
県内では各地にやや普通で,草原や疎林内に生える.
葉身が特に狭いコギボウシ var. intermedia (Makino) F.Maek.;
H.clavata F.Maek. の型の標本も南足柄市矢倉岳や相模湖町小仏などに見られるが,
両者に決定的な分類形質は見られず,本稿では同一種として扱った.
《 湿地に咲く〝コバギボウシ〟7月草花XXI ❖ ’24/07/26 まむし池 ❖ 》
コバギボウシ(小葉擬宝珠);日本固有在来種の多年草。
オオバギボウシと比べ、葉が小さい。ミズギボウシ同様、湿った草原に見える。
根茎は横に這い、葉は多数根生し、斜めにたち美しい。茎高40-50cm。
葉は、狭卵形で先は尖り基部が次第に細くなり葉柄へ続く。
表面は灰緑色で光沢はなく、葉脈が縦に窪む。
花は1日花。花の長さは4-5cmの筒状鐘形で、基部は細く、先は広がる。
内側に濃紫色のすじがある。花色は、淡紫色〜濃紫色。
横向きに開花し基部の苞は緑色で舟形にくぼんでいる
花片6個、内面に濃い線がある。基部は合着し、合着部は透明線になる。
雄蕊6個、先が上向きに曲がる。
雌蕊は1個、長く花被片の外に突き出し、上向きに曲がる。
白花のものは シロバナコバギボウシと呼ばれている。
似た花に大型のトウギボウシがある。
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毎日、猛・酷暑。楚々と咲く花立ちを眺めていると爽やかな気分になる。
「令和陸年(皇紀2684年)7月24日、記」
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