《“観察の花・・庭の十薬花!!”》
特段、珍しくもないドクダミ(毒矯み、毒痛み)が、今年も花を見せた。
ゴールデンウイークが終わる頃、地震や雨で各地は大荒れ状態。
被害を被った方々にお見舞い申し上げます。
我が地辺りは、何事もなく今朝は晴天。紫陽花を観察しようと庭へ。
紫陽花の根本周りに、楚々とドクダミが花を見せ始めている。
毒と名付いてること、臭い的にも毛嫌いされる野草だが、、、。
本来は解毒・痛み止め薬を意味し、薬効が10種もあることから十薬。
毒矯みは、乾燥させると臭いは消え、ドクダミ茶となる。
心形で鋭尖頭の葉。茎頂に近い葉脇に花をつけ穂状の花序をつける。
花弁のように見えるのは苞葉(ホウヨウ)、または総苞(ソウホウ)片と称する。
本当の花は、苞葉上にのっている筒状の花穂に咲く小さな淡黄色の突起部分。
この黄色い花は、 トウダイグサ等と同じで「無花被花」と呼ばれ、花弁や萼が無い。
淡黄色の突起に雄蕊と雌蕊がある。この花を見ると梅雨まじかと感じるが。。。?
まだ、5月上旬。花の開花時期が早くなっている。歳を重ねている、と痛感。
「令和伍年(皇紀2683年)5月9日、記」