カタバミ(片喰/傍喰) ;
繁殖力が強く、いかなる環境にも順応する。種を飛ば力や花期が長いのも特徴的。
葉や茎にシュウ酸が含まれ、葉で金属を磨くと光輝く。山の先輩に教わった。
花名は、 葉が日陰や夜に成ると折りたたんだ様に閉じ一方が欠けて見えることによる。
小さな野草だが、近寄ってよくよく見ると何ともかわいい姿をしている。
茎は根元でよく分枝し下部は地中または地上を這い節々で発根して上部は立ち上がる。
葉は根生し、また茎上では互生して長柄の先にクローバーに似た3枚の小葉をつける。
小葉は幅約1cmの扁倒卵形で先端がへこみ、裏と縁(へり)に毛がある。
葉は、昼は開き夜になると裏を外側にして二つに折る(クローバーは表を外側に折る)。
葉の脇から長い花柄を伸ばし、ほぼ散形に1~8個の黄色い花をつける。
花は小さく、径約8~10mm。花弁は長さ4~8㎜。萼片5枚、花弁5枚。
雄蕊は、長いものと短いものが5本ずつある。 雌蕊の花柱は5本である。
葉の脇から長い花柄を伸ばし、黄色い小さな5弁花をつける。
「令和参年(皇紀2681年)4月9日、記」