ツタバウンラン(蔦葉海蘭);
茎は糸状で地上を這い、分岐して節から不定根を出し、長さ10〜40cmほどになる。
葉は互生し、円形~扁円形で長い柄があり、掌状に5~7浅裂。先は微凸形。
花は葉腋から長い柄を出し1個つく。花冠は上下2唇に分かれた唇形で長さ9mm位。
上唇はさらに2裂して直立、白色~淡青色で暗紫色の筋がある。
花冠の後部は距となって突出。果実は球形で長い柄で下垂する。
春に花をつけるが、夏に地上部は一度枯れるが秋に再び芽を出し初冬まで花をつける。
ツタバウンランは、葉と茎にポリフェノールを含み肝機能・血糖値の改善に効果がある由。
縁側に面した地上にグランドカバーのように群咲きする姿は、見応えがある。
「令和参年(皇紀2681年)4月7日、記」