ミスミソウ(三角草);
早春に雪を割るようにして咲くので、雪割草という名前が付いたとあるが???
古く、江戸時代から栽培されている園芸品種で種も多く紅色、青紫色、白色等、多彩。
中には、雄蕊が花弁状に変化したものもある。
西欧にはvar. nobilis (European hepatica)と var. pyrenaica(H. pyrenaica Pyrenees)、
日本にはvar. japonica(ミスミソウ)とvar. pubescens (スハマソウ)が分布自生している。
葉は、三角形で3浅裂し長い柄があり裂片の先が尖っている。
花は直径1㎝位、花柄の先に1輪つく。花弁に見えるのは披針形~卵状披針形の萼片。
萼片は6~10個つく。萼片に見えるのは3個の総苞片。雄蕊は多数、葯が白色~淡紅色。
スハマソウは葉の先が円くなり、ミスミソウの品種として区別されている。
オオミスミソウ form. magna はミスミソウの品種。
本州(山形県以南)の日本海側に分布する。
花が直径2~3㎝と大きく花色も淡紅色など変化が多い。
スハマソウ var. pubescens は本州(近畿以西)、四国に分布する。
洲浜草(すはまそう);葉の形が、祝いの席に飾る島台の”州浜”に似ている事に由来する。
昨日(3/7)も散歩の折、眺めに通ったが、天候が悪いからか??花は、しぼんでいた。
「令和参年(皇紀2681年)3月8日、記」